2014年06月24日更新

辰巳起点散策2 PART2 木材・合板博物館

<辰巳起点散策2 一覧>
【1】「辰巳起点散策2 PART1 富賀岡八幡宮」




「辰巳起点散策2 PART1 富賀岡八幡宮」からの続き。


次の辰巳での用事まで1時間半。


時は昼時。


どこで食べようか?


と、考えることが出来ないぐらい、この辺に食べ物屋はないので、
うどん屋、直久、どさん子といったラーメン屋、
サブウェイ、吉野家などがある「新木場駅」へ。


うどんって気分でもないし、直久はこの前食べたし、
どさん子は喫煙OKなんで論外だし、サンドウィッチも微妙だ。


他に何か食べ物屋はないかと、バスターミナルの方へ出てみると、
あるじゃないか!いろんな飯処が!


中でも超気になったのが、「新木場食堂 丸惣」。


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“手づくりおかず100品目からお選びください”という文言にそそられる。


でも通路の奥にあり、ちょっと入り難い雰囲気を醸し出しているが、
ふと、通路の真ん中に置かれているモニターの横に置いてあった
「本日のオススメ」メニューを見て、さらにそそられる。


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目玉焼30円!


モニターには刺身の文字も。
刺身食いたいなぁということで、
恐る恐る通路を進み、店頭へ。


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お客さんが入っているし、禁煙じゃないにしても、
モクモクって感じでもなさそうなんで、入店。


まず刺身のケースがあり、
マグロ刺と書いてあるが、どうみてもマグロに見えない350円の刺身を選ぶ。
多分、ぶり。


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奥へ行くと、魚を中心にした惣菜がたくさん!


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超迷った末、さわらの塩焼きを手に取る。


そして、せっかくなんで、目玉焼も。


これにご飯を加えたこの日の昼食。


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合計670円。


超安い。


魚中心で、好きなものが選べて、安くて美味しい。


店員さんの感じも良い。
女将さんが席まで来て、料理にかけてあるサランラップを取り除いてくれたりと、
当たり前のようで、意外と気が回らないところまでケアしてくれる。


うーん!良い店見つけました!


で、後で知人に聞いたら、古くからある有名なお店とのこと。


リピート確定の「新木場食堂 丸惣」を出ると、
近くの蕎麦屋の前で、気持ちよさそうに猫がぶっ倒れていました。


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まだ少し時間があるので、1か所立ち寄ってみることに。


新木場駅から葛西臨海公園方面へ線路沿いに歩いて行くと、
木材関係の会社や倉庫が姿を現す。


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何度か新木場に来ているが、初めて“木”を感じた。


で、上の写真に写っているJKホールディングスビルに入っているのが、
今回の目的地である「木材・合板博物館」。


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ネットで新木場界隈を調べていた際に、たまたま発見した。


ビルに入るとロビーには熱帯&滝!


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何よりも誰もいないのが、なんとも心細い・・・。


ロビーには、“堀江謙一さんの単独太平洋横断小型ヨット
「マーメード号」”が展示されていた。


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1962年、日本字で初めて太平洋横断に挑戦し、成功させたそうな。


でも、これはレプリカだった。
モノ本は、サンフランシスコの国立海洋博物館にある。


ロビーの奥には巨大な木の根っこ部分が置いてあった。


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“北米産アメリカンメープル(楓)巨大衝立〜葡萄杢の一品〜”。


意味わかんねぇ・・・。


がっ!
一番下の行を読んで目が点になった。


“ユーザー販売価格12,000,000円”!!


しかも消費税込!
12,000,000の消費税8%は、かなり痛いぞ。


超高額アイテムに驚きながら、
エレベーターに乗って「木材・合板博物館」がある3Fへ。


3Fに到着し、エレベーターのドアが開くと・・・


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超ビビった。


ただでさえ人気がないのに、いきなりこれは驚くでしょ。
ひとりエレベーターの中で、慄いちゃったよ。


エレベーターを降りて右手に進むと「木材・合板博物館」。


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やっぱり誰もいない。


係の人もいない。


モニター上映されている映像の解説音声が、
聞えてくる以外、人の声は聞こえない。


博物館展示コーナーへと至ったものの、
お客さん、係員、皆無。


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博物館に人ゼロ・・・。


映像の解説音声が、寂しい館内をより寂しくさせていた。


お客さんがいないのは、まぁ、あるかもしれないけど、
係の人までいない、完全無人の博物館。


心霊スポットより怖いかも・・・。


このまま帰ろうかと思ったが、
せっかく来たのだからと、
プラスチック、木、アルミの壁に覆われた小部屋で、
雰囲気の違いを体感してみた。


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他にも木の音の違いを知るコーナーとか、
いろいろとあるし、
4階も博物館のフロアなんだけど、全部スルー!


もう無人が怖い!


そそくさと3階エレベーター前に戻ると、
さっき乗ったエレベーターは、3階に止まったまま。


そして、やはりこいつの視線が怖い。


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1階に戻ると、ロビーに階段が設置されており、
“「JK MUSEUM」ご自由にご覧ください”とある。


迷ったが、もうこの博物館に来ることはないと思われ、
とりあえず行ってみることに。


階段を上がると、
JKホールディングスの輝かしい功績を讃えたミュージアムのようだ。


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すんません・・・
全く興味が沸かず、すぐに1階に降りて外に出ました。


JKホールディングスビルの横には広場があり、そこには巨木がドォーンと立っていました。


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椨の木(タブノキ)という日本を代表する常緑広葉樹とのこと。


椨の府は宮廷の文書・財貨を納める所、役所の中心(国府・政府・幕府)、
事物や人の多く集まる所、「みやこ」の意味。
転じて、物事の中心を表す。


JKホールディングスのシンボルツリーだそうです。


広場にはJKホールディングスの創業者の吉田猛さんと奥様のチサトさんの銅像。


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奥の壁には社員の名前が刻まれている。


そして、トドメがこちらの名言。


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JKホールディングスには、リストラという言葉はないのでしょうか?


この辺り、なぜかわかりませんが、沖縄の匂いがした。


だからなのか、JKホールディングスビルの門番は、
シーサーでした。


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あとで調べたらJKホールディングスは、業界最大手だそう。
しかしながら、今日の印象だけで判断すると、個人的には珍スポットですね。


子供たちの社会科見学には、良いと思います。


で、このあまりにマイナーな博物館について、
誰か語っている人はいないかと知れべてみたら、いました。


首都圏の珍スポットやイベントを紹介する「東京別視点ガイド」


このサイトのレポートを読んでいくと、
なんと3階のエレベーターホールに飾られていた恐怖の犬の像とは、
違う像が置かれていた。


犬の像以上に強烈でした。
あんなのに出迎えられたら、もっと慄いていたに違いない。


そろそろ辰巳に戻らないとならず、
来た道を引き返すと、さっきの蕎麦屋の前の猫はまだ寝ていた。


IMGP1742_R.JPG


辰巳に着き、用事を済ませる。
これまた空き時間が1時間半ほどあったので、
軽く周辺を散策することに。


以降、「辰巳起点散策2 PART3 辰巳桜橋」へ続く。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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