<海 2014 散策記一覧>
「海 2014 PART1」
「海 2014 PART2」
「海 2014 PART2」からの続き。
このところ海2日目の朝は、散策+買い出しに出掛けていた。
今年もそのつもりだった。
しかし、朝の5時ぐらいに便意をもよおし目が覚めた。
用をたすも、まだ腹が重い。
前日、そんなに飲んだつもりがないのに、若干、気持ちが悪い。
しかも外は雨が降っているようだ。
昨晩、K一家がいろいろ買ってきてくれたので、
買い出しの必要もない。
散策+買い出しモードにならん。
再び布団に寝ころび寝るも、またトイレ。
そんなこんなを繰り返しているうちに、
バラバラと全員起床して朝飯。
晴れだったら海で食べたかったが、
天気があまりよろしくなく、宿で自炊することに。
日本の朝は、焼き魚!
朝からビール飲んでる・・・。
K一家が、昨日、この地のスーパーで買ってきてくれた干物群。
プラス、K一家に持ってきてもらった木蓋のかまど鍋で炊いたご飯。
さらに納豆に生卵。
焼き魚の付け合せに最適な大根おろしは、
家でおろして冷凍 → 解凍。
朝食後、曇り気味の天候だが、海へと繰り出す。
昨日と雲泥の差の風景。
写真だと判らないが、とにかく風が強くて、
それが一番厄介だった。
小生と悪友Iは、昨日、最高の爪木を体験したからまだいいが、
この日に賭けて来たK一家の気持ちを考えるとねぇ・・・。
しーちゃんも海に入るの楽しみにしていたみたいなんだけど、
この天候だと、積極的に海に入る気にはならんわな。
しかし、こればっかりは誰のせいでもない。
強風にあおられながら海辺にジッとしているのが辛く、
海に向かって右側の岬にある灯台を見に行くことにした。
階段を上り、T字路を左折。
灯台に向かう途中の右手に見える小島に目が行く。
うん!?
人がいる?
目を凝らして見るとやはり動いている。
デジカメでズームしてみたら、やはり人だった。
釣り人。
どうやって渡ったのだろうか?
この強風の中、危なくないのかね?
そういえば、3年前に灯台を見に来た時も、
この小島に人がいった。
そんな記憶を思い出しながら灯台着。
えっー、写真では全く分かりませんが、
海辺の風がお子ちゃまに思えるぐらい、
とんでもない風が吹き荒れておりました。
前進するのも困難の中、灯台の裏手の岬で撮影。
一番遠くに見える岬は、稲取かな?
吹き飛ばされそうになりながら、海を眺める。
天気が良ければ大島の島影が見えるんだが…。
続いて、先のT字路の先にある県指定の天然記念物「柱状節理」を見に行くも、
なんだか知らんが足の指先がツリまくり、歩行困難に。
少し休憩した後、またツリそうだったんで、
遠見に「柱状節理」を撮影。
以下、解説板からの引用(一部、修正)。
爪木崎の桂状節理は太古の海底火山の名残です。
数100万年前の海底火山の地下で、
マグマが冷え固まる際の収縮によってできました。
地元では桂状節理の断面の形から「俵磯(たわらいそ)と呼ばれて、
江戸時代には建築用材として切り出され、
見事な6角形の石材は「俵石(たわらいし)と呼ばれ好評を博しました。
桂状節理が見える丘の反対側に行ってみると、
ちょうど、浜辺が一望できた。
手前のタープが我々のベースキャンプ。
悪友IとK一家の家長が何やら話し込んでいて、
全くこちらには気が付かなかった。
この後、「海 2011」で行った岬の裏側へと繰り出そうと思ったが、
足の指が相変わらずツルのと、3年前とは比べものにならないほど、
草木が茂っており断念。
ベースキャンプに戻る。
丁度、昼時。
かなりの量の生ものが残っており、焼いて食べることに。
相変わらずの強風の中、悪友Iが炭に火を起こす。
いつもなら、小生が焼き担当だが、ラッシュガードを着用しており、
火の粉が飛ぶと穴が開くので、悪友Iがそのまま焼き職人に。
まずは焼き鳥。
これは今回の数少ない仕込みの一品。
鳥もも肉を買ってきて、
適当なサイズに裁断して、串刺しにして、
ジップロックに入れて、冷凍しただけなんだけど、
それなりに面倒なんだよね。
悪友I持参のミルで塩と胡椒をまぶし、熱々の炭火焼を食う。
美味いに決まっている。
続いて、同じく仕込み系の豚バラ肉串。
余ったスペースを利用して、昨晩同様アヒージョ。
具はニンニク、冷凍ブロッコリー、茄子、はんぺん、うずらの卵。
K一家の子供のアンパンマン人形を燻製状態にしながら、
焼くこと数分、出来上がり。
どちらも美味しい。
悪友I大絶賛につき、
串とアヒージョは来年も登場するはず。
そして、まだまだ料理は続く。
因みに強風収まらず。
この雨だろうが、風があろが、とにかく楽しむ!
という姿勢は、長年の海で培ってきたものだ。
次の品は、残り物処理料理。
半輪切りにしたゴーヤ、ジャガイモ・・・あと何入れたかな・・・、
覚えていないが、とにかく何かしら入れて、火を通した後、
とろけるチーズを投入し、バナーでお焦げを作り、
塩と胡椒で、味を調え完成。
なんという料理名が妥当でしょうか?
組み合わせて的に不味いわけがない。
泡盛かワインでも飲みたいところですが、
車の運転等があるので、ノンアルコール。
しずおか茶コーラ。
悪友IとK一家の家長はイケると言うが、微妙だ。
そろそろお腹一杯なんだが、クーラーボックスを漁ると、
岩手のアンテナショップで買った秋刀魚が出てきた。
皮の部分が異常にしょっぱいが、
身の部分は良い塩加減で美味。
ラストは、K一家の奥さん自家製のバナナケーキをホイル焼き。
野郎だけだったら絶対にないデザート。
それを海で食べるのも格別です。
いつもだったら夕方まで海にいるけど、
天気も優れないし、風も止まないので、早々に撤収。
悪友Iが、車に荷物を縛っている間、
何気に以前から気になっていた建物を見に行く。
岬の上からベースキャンプを撮影した写真にも写っている建物。
10年以上前、この海に初めて来た時からあるけど、
こうやって近くまで来たのは初めて。
ものの見事に廃屋でした。
漁業関係の施設なのかな?
いつもお世話になっている海の家のおばちゃんに挨拶をして出発。
こちらは、廃墟マニアには有名な稲取廃隔離病棟近くの写真。
いつか行ってみたいなぁ
海から割かし近い赤沢温泉に行ってみたが、
駐車場は満車だし、ジャリ軍団が大勢いらっしゃり却下。
結局、毎年行っている湯河原の温泉へ行くことに。
何度も行っているのに、毎回迷う。
そして、今年も迷った。
激狭の坂道をなんとか切り抜け到着。
毎回来ているが、いつも夜なんで、初めて見る光景。
昨年、暗闇の中に発見した庚申塔も、
鮮明に撮影することが出来ました。
さて、風呂です。
近年、あまり日焼けしなかったが、
今年は初日でかなりやられており、温泉に入ると痛い。
これも海の思い出。
風呂から出ていつもの食事処へと思ったら、
この日は定休日。
仕方なく初となる温泉の2Fにあるレストランに行き、
定食を頼む。
不味くはないけど、コスパを考えると微妙。
来年の夕飯は少し考慮が必要だな。
温泉を出ると、真っ暗。
毎年の楽しい海旅行も終わりです。
東京へ向かう途中、PAで休憩。
喉が渇いたなぁ〜。
ということで、飲み物購入。
またかい!!
ここでK一家と別れ、それぞれ帰路につきました。
さて、今回の海は・・・、
酒を飲まなかった!
→ 酒の消費量は過去最低だと思う。
いつもなら初日に結構飲むんだけど、
今年は、生ビール数杯で、3人とも酩酊。
記憶喪失が酷い!
→ 割かし、この海の記事は毎年楽に書ける。
しかし、酒量が少ないのにも関わらず、
今年は覚えていないことが多く苦労した。
佐藤アサトが初参加で新鮮だった!
→ 輩色が増しました。
寝てしまってゴメンなさい。
子供も初参加で新鮮だった!
→ 生憎の天気で残念だったけど、懲りずに来年も参加して欲しい。
以上、いろんな点でギャップの激しい海でした。
あぁ〜、海が恋しいなぁ・・・。