毎年の夏の恒例ディープツアーに続きまして、
これまた恒例の海旅行を9月の週末に行ってきました。
今年は、常連のグッさん、Mッチの2人が、早々に仕事のため不参加を表明。
2人以外にも参加者を募ったものの、
2010年以来となるK夫妻とその子供が、1日目の夜に合流する以外、
参加者は、主催組である悪友Iと小生だけという寂しい状態。
因みにK夫妻の子供は2歳。
約15年の歴史を誇るこの海で子供が参加したことがないうえに、
2歳児である。
一体どんな海になるのか興味津々だったわけですが、
K一家が来るまでは野郎2人。
夜通しのドライブ、男2人の海辺、そして、バーベキュー・・・、
こりゃモホッホツアーだなと内心思っていたところ、
なんとディープツアーでお馴染みのナレーター・佐藤アサトが、まさかの緊急参戦!
悪友Iと佐藤アサトも数年来の知り合い。
以前から小生と悪友Iは、佐藤アサトを海に誘っていたんだけど、
売れっ子ナレーターは、土日に仕事があることが多く実現しなかった。
参加が決定したのは、出発当日の夕方。
ナレーターは、予定が立て難い不安定な職業です。
海の一日目の夕方にも仕事があり、
12時過ぎに海を出発して、電車で16時までに東京へ戻るという弾丸ツアー。
とにもかくにも、金曜日の夜中に吉祥寺の我が家に集合。
今回は、人数が少ないので、悪友Iの愛車のジープが出動。
あまり荷物を積めないのが難点だなぁと思っていたら、
ヒッチキャリアが付いていた。
伊藤家から新たに出た荷物や三鷹市牟礼の西友で買った品々を
見事な縄裁きでキャリアに積み、縛り上げる悪友I。
緊縛師だ。
次回、ジープが出動した際には、亀甲縛りで荷造りして欲しい。
夜中の1時20分に三鷹市牟礼西友店を出発したオッサン3人組。
道中、カーステレオでかかったのは、
シルベスター・スタローン主演『オーバー・ザ・トップ』のサントラ。
このミュージッククリップは、最強です。
続いてブルース・リー、ジャッキー・チェンのサントラ。
「ポリス・ストーリー/香港国際警察』、『プロジェクトA』のテーマはもちろん、
中でも盛り上がったのが、この2曲。
と、ここまでは3人共通の映画音楽で良かったんだけど、
以降、歌謡曲大好きな悪友IのDJタイム。
山口百恵のベストをたっぷりと。
浅香唯の「セシル」「C-Girl」や吉川晃司の「モニカ」からのNOBODYのライブ盤。
(補足:これらのヒット曲の作曲を手掛けたのがNOBODY)
まぁ、海までの車中の悪友Iによる歌謡曲祭りは毎度のことなので慣れっこだし、
10年程前、悪友Iが松浦亜弥にはまり、
海までの車中数時間、爆音でアヤヤを聞かされた時に比べたら余ほどマシだ。
(しかも悪友Iの歌と手の振り付き))
しかし、佐藤アサトと小生というメタラー2人の同乗者に対して、
流石に気を遣ったのか、悪友I自らがかけたのが、
ナイトレンジャーのベストアルバムから「(You Can Still) Rock In America」。
悪友Iとしては、この曲と映画『ブギーナイツ』の挿入歌「Sister Christian」だけ、
流すはずだったに違いない。
実際にベストアルバムで聴くのこの2曲だけとのこと。
が、しかし!
ナイトレンジャーは、数多のハードロックバンドの中でも佐藤アサト大お気に入り。
小生も全盛期といえる80年代にリリースされたアルバムは、コンプリートしている。
そんな2人が、たった2曲で済ますわけもなく、最終的に全曲聴いた。
ナイトレンジャーのベストは何度も聴いてるが、
改めてそのアレンジ力にたまげた。
イントロ+Aメロ+Bメロ+サビ×2
ブリッジ+ソロ+アウトロ
という定番構成だけど、コーラスワークやオブリガートの入れ方、
さり気なく入っているギターのフレーズがとんでもなく高度だったりと、
とても練られているのが良くわかる。
楽器と歌がハーモニーを奏でている。
そんなイメージ。
そんなナイトレンジャーの素晴らしさを再認識した後は、
3人が青春に帰れる曲にしようじゃないかっ!
COMPLEX!
思いの外、一番響いたのが佐藤アサト。
「PRETTY DOLL」「恋をとめないで」「BE MY BABY」といったCOMPLEXの定番曲だけでなく、
全曲、歌詞だけでなくイントロからギターソロまで全て口コピ!
大した才能だと思う。
しかし、COMPLEXにここまで入れ込んでいるとは・・・。
今、この原稿を書いていて思い出しけど、
確か佐藤アサトは、COMPLEXの“東日本大震災 被災地復興支援”の東京ドーム公演に行っていたな。
超カッコイイ!たった2枚のアルバムでドーム満員!!
そうこうするうちに海に近づいてきた。
走行中の車から撮った1枚。
2012年、2013年と雨に苦しめられたけど、今年はいけそうな空模様!
期待が高まります!
と、まさか海に着く前の出来事をこれほど書くとは思いもよらず、
以降、「海 2014 PART2」に続く。