<海 2014 散策記一覧>
「海 2014 PART1」
「海 2014 PART1」からの続き。
COMPLEXを聴きながら海へと向かう。
目的の海まであと少しの所にあるセブンイレブンで買い出しをした後、
5時半頃到着。
この海で美しい日の出を見るは、いつ以来か?
もしかしたら初めてかもしれない。
今日は久々に最高の天気になりそうだ。
早速、車から荷物を運び出し、タープを張る。
海初参加で勝手がわからない佐藤アサトに的確な指示を出す悪友I。
程なく設営完了。
ベースキャンプが出来た後は、もちろん乾杯!
昨年に続き、重たいサーバーとバッテリーを持ってきて生ビール!!
前回は雷雨の中での生ビール乾杯だったが、今年は晴天。
超気分高揚で、ありかんぱーい!
いやー、ウマイ。
ついつい我慢できなくて、写真を撮る前に飲んじまった。
恐らく我等3人は、ビールのCMに出られるぐらい、
最高にウマイ!という顔をしていたに違いない。
生ビールの発案は、悪友I。
海でお手製生ビールが飲めるなんて、幸せです!
ありがとう!
そんな美味いビールを飲みながら、朝飯。
昨年のテーマは、「全国の美味い食べ物を海で食べる」でしたが、
今年は、料理長であるわたくしの仕事が忙しく、
買い出しも難儀で、事前に大した仕込みも出来ず、ノーコンセプト。
ただ、毎回だが、なるべく包丁を握らず、
手軽で、サクッと作れる料理というのにはこだわった。
まずは、マグロの刺身。
えっー、全く手間がかかっておりません。
パックの蓋を開けただけでございます。
因みにエコ意識・・・というよりは、
経済的な無駄を考慮して、割り箸ではなくステンレス製の箸(悪友I所有)と、
プラスティックの皿とお椀(伊藤P所有)を使用しております。
マグロだけでは寂しいので、もう一品。
「銀座わしたショップ」で購入した島豆腐。
醤油は人生で最もラブな醤油である山田の醤油。
山田の醤油は本当に美味い。
昨年、山田の醤油に出会って以来、
少しでも多くの人にその美味しさを味わってもらいたいと思い、
地方に住む友人や東京に来た友人へのお土産にしたり、
岩手のアンテナショップの近くに勤務する知人に薦めたりしている。
マグロと島豆腐だけでは足らんので、
去年同様、香川県のアンテナショップで買った
鰯のすり身を練り込んだ冷凍うどんを茹で、
地元の西友で買った明太マヨネーズとバター、
刻みのりをあえてズルズルっと。
あとは、島ラッキョウ。
これもわしたショップで購入して、
皮を剥いて塩で揉んで、鰹節をまぶして寝かしておいた。
朝食の後は、念願だった佐藤アサトとのセッション(もどき)。
実は、以前より歌が上手い佐藤アサトとバンドを組みたいよね、
という話をしていたんだけど、ベーシストが見つからず頓挫していた。
ということで、Ibaneze登場。
伊藤P「なにからいこうか?」
佐藤アサト「Child's Anthem」
おい!インストかい!
ルカサーでも音外すんだ・・・2:00ぐらいからが・・・。
TOTOの「Child's Anthem」のあと、
オジー・オズボーンの「Crazy Train」、ディープ・パープルの「Highway Star」、
サミー・ヘイガーの「There's Only One Way To Rock」などを弾き、
佐藤アサトが歌う!
が、小生のギターは、佐藤アサトからダメ出し数回・・・。
元々そんなに上手くはないけど、
練習不足ということで、堪忍!
メタルに造詣のない悪友I丸無視状態で、
お次は、AC/DCの「Thunderstruck」!
この辺りから佐藤アサトが睡魔に襲われ出し、
ボーカルが怪しくなってくる。
しばらくすると爆沈!
さらにこの後、生ビール2、3杯しか飲んでいないのに、オイラも撃沈。
後日写真を見せてもらったんだけど、
ギターを抱えて寝ていた。
この後の記憶が超曖昧で、あまり良く覚えていない。
昼には東京へ出発しなくてはならない佐藤アサトに、
とにかく肉を食わせたい!ということで、起きて焼肉をしたのは覚えている。
佐藤アサトの寝ている写真の撮影時間の記録を見ると7時52分。
肉を焼いている写真の撮影時間が、9時25分。
1時間ぐらい寝た後の焼肉だったようだ。
肉は和牛だけど、いつもの高級スーパーに買いに行く時間がなく、
西友の和牛で妥協。
やはりそれなりだな。
あとは鹿児島のアンテナショップで買った黒豚ロースを焼いた。
が、しかし、やはり記憶が曖昧・・・。
手元に食べ物購入リストがあり、
そこにはベーコン、ホルモンセット、牛タン、
豚の生姜焼きといった品々が記載されているんだが、
焼いて食ったのかな?
確か鮎も焼いて食べたが、このタイミングだったっか?
覚えていない。
美しい海を見ながら佇む悪友Iの写真を撮ったのが、10時40分。
次にSDカードに残っていた写真が、寝ている悪友I。
14時37分撮影。
この時、佐藤アサトはすでにいない。
タープの下で寝てしまったことと、
佐藤アサトから「帰ります」といって札を握らされたことは、
はっきりと記憶している。
それ以外は、何も覚えていない。
後で佐藤アサトに確認したら、
悪友Iと小生は肉を食った後、タープの下で熟睡。
氷を腹に垂らそうが何しようが起きなかったらしい。
佐藤アサトにとっては、初の海。
しかも時間が限られている。
最高のおもてなしをしなくてはいけないのに、
悪友Iも小生も寝てしまった。
す、すまん!佐藤アサト…。
佐藤アサトが帰り、悪友Iが寝ている間、
小生は泡盛飲みながら、立川志の輔の名作落語「みどりの窓口」を聴く。
何度も聴いているし、毎年この海でも聴いている。
でもおもしろい。
「みどりの窓口」は、何回聴いても飽きないメタルソングと一緒だ。
で、志の輔さんの名調子をアテにして飲んだ泡盛が、まさひろ。
ラベルが剥がれてしまった。
島豆腐、島ラッキョウを買った時に、
海で飲む用の泡盛を「わしたショップ」で物色。
目に付いたのが、まさひろの古酒。
見たこともない4合瓶(720ml)だったし、
古酒にも関わらず1500円以下というお値打ち価格で限定発売。
どうも限定という言葉に弱い。
購入を決めてレジに持っていくと、
レジのオジサンから「おっ!まさひろ、ありがとね」と言われた。
なんと、まさひろの生産者だった。
沖縄の方でまさひろの販売にあたり、わしたショップに出向いていたとのこと。
アンテナショップでは、このように生産者が店に立つことがままある。
週末に海に行って、島豆腐と島ラッキョウ食べながら飲む目論見を伝えると、
「ビーチパリィですね。羨まし。このまさひろ、間違いないから」と太鼓判。
その言葉通り、美味い!
そうこうするうちに悪友Iが起床。
小腹が空いたということで、再び飯タイム。
ニギス。
昨年、ふくらぎ(ぶりの子供)を買った富山のアンテナショップへ
肴になる魚を求めて立ち寄った際に、店頭でおばちゃんが計り売りしていた。
名を耳にしたことのない魚だったので、食べてみたくなり、
4尾ほど欲しいと言ったら、ビニール袋に数尾入れて、そのまま手渡してきた。
「あの〜、お代は?」と問うと、
「いらない。美味しいと思ったら今度買って」と言われた。
なんと太っ腹!
こうして、有難く海で頂きました!
後は、鹿児島のアンテナショップで買った筍。
いつもなら網焼きにするはずなのに、
カセットコンロにフライパンで調理している証拠写真が残っていた。
多分、火を起こすのが面倒で、この方法を選択したんだろなぁ。
それを象徴するのが次の写真。
わさび醤油漬けササミの串焼き。
串物をフライパンで焼くか!?
それなりに食べ、暫し2人でマッタリした後、
K一家と合流することを配慮して、早目に撤収し宿へ。
K一家到着後、宴会。
またまた生ビール登場。
料理は、ホールトマトに茄子などの野菜とチーズをぶち込んだトマト煮。
続いて、アヒージョ。
小なべにオリーブオイルをたっぷり注ぎ、そこにニンニクと鷹の爪を投入。
熱くなったところで、シーフードミックスとかを入れるんだが、
なにを入れたのかよく覚えていな。
あと、さんまの蒲焼の缶詰めとクリームチーズ、わさびを混ぜたディップ。
これをナビスコリッツに載せて食べる。
これが大好評。
因みにアヒージョとさんまの蒲焼ディップは、
エンタメ〜テレの「二丁目なう」というテレビ番組で紹介していたオカマレシピ。
最後はトマト煮に米を入れて、リゾットに。
生ビール、食べ物、共に美味しかったんだけど、
今回最高だったのが、K一家の娘さんのしーちゃん。
超かわいい。
この海初の子供。
癒された。
そして、眠くなり、やや早目に寝た。
以降、「海 2014 PART3」へ続く。