先日、中学時代の同級生である作家・恒川光太郎と、
25年ぶりに再会し、飲みながら旧交を温めました。
※参考記事「同級生」
場所は恒川光太郎が指定してきた吉祥寺にあるバー、
「スクリュードライバー」。
調べたらラム酒の店。
スクリュードライバーって、ウォッカベースのカクテルでなかったっけ?
それはさておき、スクリュードライバーといえば、
スコット・スタイナーのパイルドライバー、“スタイナースクリュードライバー(SSD)”。
技を喰らうのは、今や文部科学大臣の馳浩でございます。
馳浩といえば、山田邦子に切れた事件。
大人気ないが、今や文部科学大臣の馳浩でございます。
馳浩といえば、奥さんは高見恭子。
「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2015」受賞。
話が逸れました。
ラム酒の話です。
普段はビール、芋焼酎、泡盛を愛飲し、
時たま日本酒、ウィスキー、ワインを嗜む身としては、
ラム酒は未知の領域。
銘柄はひとつも知らない。
ラム酒の味すらイメージできない。
ラム酒の原料はサトウキビ。
サトウキビといえば、沖縄。
沖縄といえば、恒川光太郎が住んでいるところ。
もしかしたら、恒川光太郎はラム酒に詳しい?
だからこの店を指定した?
で、「スクリュードライバー」で恒川光太郎と合流し、
「ラム酒好きなの?前から知っている店なの?」と問うと、
「いや、全然知らない」という返答が…。
まじかっ。
テーブルに置いてある分厚いメニューを見るも全く分からない。
こういう時に取るべき行動は、2つ。
知ったかぶりをする。
知識のある人に聞く。
ここは迷わず後者。
そんな空気を察してくれた店員さん(=マスター)が、
オーダー時に幾つか質問をしてくれた。
「カクテルよりもロックで飲みたいですか?」
「ウィスキーは好きですか?」
どちらも「Yes」と答えつつ、予算は1000円以下を希望したところ、
運ばれてきたのがコチラ。
パッサラーズ・ラム(PUSSER'S RUM)。
モヒートを頼んだ恒川光太郎と乾杯。
パッサラーズ・ラムを舐める。
めっちゃ美味い!!!
味はウィスキーに近い。
ウィスキーといえども、ブラックニッカやトリスの味じゃない。
シーバスリーガル、ワイルドターキーとかかな。
まろやか。
飲みながら、恒川光太郎との会話を楽しむ。
店内にはキューバ音楽やドン・ヘンリーのアルバム「Cass County」など、
酒とマッチした曲がかかり雰囲気も最高。
2杯目、3杯目とラム酒が進む。
同じじゃつまらないから、好みを伝えながら違う銘柄をオーダー。
アップルトン・エステート(APPLETON ESTATE)の12年物。
ハバナクラブ セレクシオン・デ・マエストロ(Havana Club)。
どちらも美味しいが、パッサラーズ・ラムには敵わない。
そろそろ最後の一杯となり、
最初のパッサラーズに近い味を要望したところ、
ロン・アブエロ(Ron ABUELO)の12年がテーブルに置かれた。
ハイパー美味い!
はちみつ、カラメル、バニラ、バナナ?
どの表現が正しいのかもわからない。
ほのかに甘い。
ラム酒、凄いな。
ってなわけで、翌日、ラム酒を購入。
高めな金額設定の中で、
割かしお手頃な値段だったマイヤーズラム(MYER'S RUM)
パッサラーズ・ラムやロン・アブエロとは異なる味だが、美味い。
表現はあまりよくないが、
長年放置したため若干酸っぱさが出てしまったウィスキーに近いかな。
そして、琥珀色ばかりがラム種じゃない。
西友で売っていたホワイトラム、バカルディ(BACARDI)。
ラム酒の定番らしい。
「スクリュードライバー」で飲んだ時は、
ウィスキータイプの琥珀色のラムが好みかと思ったが、
ホワイトラムの方も捨てがたい。
スッキリとした味で、
ポッカレモン、クエン酸なんかを投入して飲むとさらに美味しい。
まだ試していないが、レモン味の炭酸なんかも合いそうだ。
度数が高い割には不純物が少ないため、
二日酔いになり難いのも嬉しい。
普段飲んでいる芋焼酎よりもちょっと割高だが、
ガバガバ飲むものじゃないので、減りが少なくてむしろ経済的?
(芋焼酎だと900mlを3日ぐらいで飲んでしまう・・・)
ラム酒を売っているスーパーが近所にないし、
頻繁に「スクリュードライバー」で飲むわけにもいかないので、
色んな種類のラム酒を飲むことは難しそうだが、
ラム酒に魅了されたのは間違いなく、これからも飲み続けたいと思う。
沖縄産のラム酒も近年開発されたらしく、
いつか味わってみたいな。
その相手が、
結果的にラム酒の美味さを我にもたらした恒川光太郎だと、
なおよろしい。
さて、そろそろ芋焼酎を切り上げ、ラム酒にチェンジするか。