比較的辛さには強い方だ。
「辛いの平気だよぉ〜」って日々口にしていたら、
先日、ベジマイトを教えてくれた同僚のワカが、
「究極に辛い」という“デスソース”なるものをプレゼントしてくれた。
アメリカのガードナー・リソーシーズ社が販売しているホットソースで、
いくつか種類があるうちのサドンデスソース。
同社のシリーズの中では11番目の辛さとのこと。
調べたら、オジー・オズボーンのギタリストとして知られる
ザック・ワイルドがプロデュースした
ザック・ワイルド オリジナル・バーサーカーなるデスソースもあった。
ビンのラベルには、
“想像を超える辛さですので、お子様や心臓の弱い方は、
ご使用をお控えください。”と書かれている。
実際に、デスソースを食べて心臓発作で亡くなった方がいて、
それが名前の由来とか…。
“フライドチキン、ハンバーガー、シーフード、
メキシコ料理、寿司など、お好みに応じてお使い下さい。”と
ラベルには記載されている。
寿司というのが良くわからんが、
とにもかくにもどれほど辛いのか、早速帰宅後に試してみることに。
開栓してスプーンに垂らして匂いを嗅いでみると、
タバスコと同じ香りが漂ってきた。
上記の料理がないので、とりあえずチータラに付けて食べてみた。
口に入れた瞬間はそうでもないが、
数秒後、猛烈な辛さが舌を襲ってきた。
これで11番目の辛さなのか?
ノンアルコールビールで辛さを消そうとするも、
全く効果がない。
悶絶するほどではないものの、
舌がしびれるような辛さはなかなか収まらず、
この日、今冬一の寒さだというのに、汗が出てきた。
でも、デスソース、美味い。
激辛料理って、辛いだけで風味も何もないことが多いが、
ちゃんと旨味がある。
“もう無理!”ってなことにもならずに、
一袋30グラムのチータラで、スプーン一杯分のデスソースを使い切った。
ついでに350mlのノンアルコールビールも空になった。
続いて、あたりめでトライ。
流石にスプーン二杯目となると蓄積されるのか、
常套じゃない辛さに見舞われ、舌を出して犬のようにハァハァする。
頭もボォ〜とした。
香辛料の辛さは、レモンをかじると和らぐという話を聞いたことがあったので、
ポッカレモンを舐めてみたが、あまり効果がなかった。
それでも不思議と病み付きモードで、
一袋17グラムのあたりめで、これまたスプーン一杯分のデスノートを完食。
但し、冷蔵庫に1リットルぐらい残っていたウーロン茶を飲み干したが…。
水分を大量に摂取したため、トイレに何度も行った。
汗だけでなく、鼻水も垂れて来て何度も鼻をかんだ。
デスソースを付ける食べ物がなくなったのもあるし、
これ以上食べると、ウ○コした時にケツの穴が死ぬほど熱くなりそうなので、
止めておいた。
食後10分もすれば、辛さはかなり無くなり、
変な表現だが、舌が程良くビリビリしているし、お腹はポカポカ。
激辛料理を食べた後にくる疲労感も心地よい。
良いじゃないか、デスソース。
汗に、鼻水に、おしっこと、
新陳代謝を促す効果もある。
確かに辛いが美味いので、いろいろ使い道がありそうだ。
デスソース入りミートソーススパゲティ。
デスソースピラフ。
デスソースのチキンソテー。
麻婆豆腐なんかも良さそうだ。
そして、タバスコの代わりにデスソースを投入したレッドアイ。
これは是非やってみたい。
今年の海にデスソース持っていこうかなぁ。
そんなデスソースですが、蓋をしっかり締めようと思って、
ちょっときつめに締めたら、蓋が割れてしまった…。
人を殺すほどのソースのくせして、
蓋は軟すぎ。
早目に使い切らんと酸化してしまうがなぁ〜。