2016年03月04日更新

金山〜名古屋

1月某日、所用があり、名古屋市金山へ行くことに。


朝7時の新幹線に乗り朝ご飯。


イロイロヤサイ洋食弁当。


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いろいろ駅弁を食べてきましたが、お初のお弁当。


前夜にちょいとお祝い会があり、
そこそこ飲んで食べたので、腹ポテ状態。
野菜中心が良いかなと。


シンビーノ ジャワティストレート ホワイトは、
この弁当を買ったら無料で付いてきた。


よく見たらパッケージに、シンビーノの文字。


弁当は、明治31年(1898年)創業の老舗駅弁屋・鎌倉大船軒。
シンビーノは、大塚製薬の商品。


コラボなのかな?


しかし、シンビーノ ジャワティストレートってまだあったのね。


弁当の中身はこんな感じ。


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全体的に優しいお味。


牛肉のトマト煮が、とても柔らかくて美味しかったのと、
チョコレートのデザートが、意外にもかなりいけた。


量はそんなに多くないので、女子向けの駅弁かもしれませんが、
この日の体調的にはマッチしました。


こんな感じで、いつも駅弁を食べるのを楽しみにしており、
新幹線での移動は、それ程苦じゃない。


特に東海道新幹線は、富士山、熱海、浜名湖など、
車窓から望む景色も悪くない。


でも降りる駅が名古屋だと、どうも落ち着かない。


乗車時間は、1時間半ちょい。


名古屋が終点であるわけもなく、
寝るには短く、寝過ごしたらエライことになる危険も孕んでいる。


寝るに寝られない。
少し寝たかったが、我慢して名古屋駅で下車。


東海道線に乗り換え、一駅で金山駅に到着。


複合商業施設アスナル金山での所用の合間に、
放尿という所用でトイレを探していたら、バナナレコードを発見!


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数年前まで、吉祥寺にもあったが、今は鳥貴族になってしまった。


バナナレコード自体、チェーンとは知らなかった。
本店は、名古屋の栄なのですね。


吉祥寺店で、よくCDを買ったなぁ。


そんな懐かしさを胸に仕舞い込み、
午前中の所用をこなした後、昼ご飯を食べに。


特に昼飯を食べる店を決めていなかったんだが、
ネットで調べたら、近くにあるつけ麺や豆天狗の評価が高い。


混雑必至らしいが、時刻は14時なんで、
大丈夫だろうってことで、行ってみた。


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予想通り、先客は3名。
余裕じゃん。


つけ麺をオーダーしながら、カウンターに腰かけると、
すぐに女性2名と高校生が5人ぐらい入店。


その後、店員さんが暖簾を下げた。


危なねぇ〜。
5分遅かったらアウトだった。


安堵していると、つけ麺が登場。


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かなり美味い!!


魚介系の醤油のスープは、
コクがあるのにしょっぱくない。


ラードもギトギトしておらず、意外とアッサリ。


麺は太く固めでコシがある。
博多うどん以外、麺類で柔いのはあまり好みではない。


ちょこっと入っているバラ肉も、
軽く炙ってあって香ばしい。


いや〜、これは美味い。
近所に欲しいつけ麺屋だな、これは。


また金山に来る機会があったら、再訪したい。


大満足のつけ麺を食した後、
午後の所用を済ませる。


時刻は18時。


帰りの新幹線の切符はまだ買っていなかったので、
散策に来り出すことにした。


どうせ名古屋駅に戻るなら、金山から歩いて行こうかとも思ったが、
調べたら5キロ弱。


この日、ほとんど座っていなかったので、
流石に5キロの道のりは辛そう。


大人しく東海道線に乗り、名古屋駅へ。


そこからなんかないかなぁ〜って、
アテもなく南下したんだけど、なんもねぇ〜って。


ちゃんと探せば史跡や歴史的な建築物とかあるんだろうけど、
暗いし、若干疲れたしで、気力が湧かない。


ひとつ幕末の歴史人の住居跡の史跡(だったと思う)があったが、
石碑がぽつねんと立っているだけ。
(写真すら撮らなかった…)


ダラダラと歩いていると、大須赤門通商店街に辿り着いた。


そういえば、初めて名古屋に来た時に、
大須でひつまぶしを御馳走になった。


「食い倒れ、飲んだくれ@名古屋」


ひつまぶし食べたい!!!


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初名古屋で食べたひつまぶし


派手でヤンキーが来そうな服屋や、
東京にもあるチェーンのお店ばかりが立ち並び、
商店街としての面白さがあまりない中、
数軒のうなぎ屋があったが、やっぱり高いんだよねぇ…。


3000円オーバーは当たり前。


これにビールだの日本酒だのを頼んだら、
5000円越えだ。


そんな贅沢は出来る訳がない。


名古屋駅に戻り、近場の焼き鳥屋にでも行こうかと、
歩を進めると大須観音に行き着いた。


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元弘3年(1333年)創建の真言宗の別格本山。


キチンとした公式サイトがあるので、
詳細はソチラに譲ります。


さて、名古屋駅に戻らないといけないのだが、
来た道を戻るのは、体力的にかなり厳しい。


マップを確認するとすぐ傍に、大須観音駅があるが、
1駅先の伏見駅で乗換が必要だ。


乗換=金がかかる


という意識が働き、1キロ離れた伏見駅まで歩いた。


結果的に5キロぐらい歩いたことになり、
これだったら金山から名古屋まで歩いた方が良かったんじゃないか?


そんな自問自答をしながら伏見駅で、激込の東山線に乗り名古屋駅へ。


自動改札を通ったら、200円も取られた。


たった一駅で200円!?


都営地下鉄でさえ初乗り174円でっせ!


しかも後で調べたら、
大須観音駅から名古屋駅まで200円だった。


歩き損。


疲れたし、腹も減った。


以前、名古屋へ来た時に、名古屋駅の西口、
ビックカメラがある方に居酒屋が数軒あったので行ってみた。


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名古屋西口。意外と落ち着いてる。


確かに数軒あったが、どうも入る気になれない。


元々独り飲みが出来ない性分なんだが、
他のお客さんのタバコ臭が気になって…。


なんとなく店内を覗くと、どの店にも灰皿が置いてある。


いや、夜の居酒屋で煙草を吸うなとは言いません。
酒を飲みながらのタバコが美味いのは理解できる。


単に服や髪の毛にタバコ臭を漂わせたまま、
新幹線に乗って東京に帰るのが嫌なだけ。
(逆にこれは喫煙者にわかって欲しい)


結局、居酒屋はやめて、喫煙店が多いであろう駅の地下街エスカで物色。


鰻屋とかあったんだけど、やっぱり手が出ない。


ならばきしめんとも思ったが、
昼はラーメンで、麺が続いてしまう。


散々迷った挙句、六行亭という名古屋コーチンに店にした。


ビールと名古屋コーチン親子丼を注文。


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やはりせっかく名古屋へ来たんだから、
名古屋の名産品を口にしたい。


名古屋コーチンは、バイトしていたスーパーの肉屋で売っていた。


比内鶏と並び、1日数パックしか店頭に並ばない。
若鶏の肉とは桁が違う金額だった。


しがない小市民である身。
あまり名古屋コーチンを食べた記憶がない。


で、食べてみたんだけど、よく言えば、歯ごたえがある。
もしくは噛みごたえがある。


悪く言うと、単に固い。


卵はフワトロで、味は薄目。


ごめんなさい。
可もなく不可もなくでした。


が、デザートとして自家製のういろうを出して頂いたのですが、
これがとても美味しかった。


半端ない弾力。
甘すぎず、かといって物足りなくもない。


この日は、駅弁もデザートが美味かった。


六行亭を出て、きしめん等々の土産と新幹線用の酒とツマミを買い、
東京へと戻りました。


本来、散策って目的を持たずに歩き回ることなんで、
今回はまさにそれなんだけど、
やっぱりある程度の目的地がないと、厳しいってことがわかりました。


あと、陽が落ちてからは、辛いな。


そんなこんなでしたが、名古屋は魅力的な“食”が豊富だと、
改めて感じました。


夕食の店を求めながら歩きましたが、
鰻、ひつまぶし、きしめん、名古屋コーチン、ういろう、手羽先、
あんかけパスタ、味噌カツ、台湾まぜそば、小倉トースト等、盛りだくさん。


中には名古屋発祥じゃないものもあるようですが、
横取り、乗っかりは、発展や発信には必要不可欠。


資本主義ですからね。


って、どんな締めなんだか…。


因みに、土産用に買ったきしめんは、まだ未開封。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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