2016年09月17日更新

福岡2016 終章

<福岡2016 散策記一覧>
「福岡2016 序章」
「福岡2016 能古島 前編」
「福岡2016 能古島 後編」




「福岡2016 能古島 後編」からの続き。


能古島を出発したフェリーが姪浜側の乗り場に到着。
下船して売店を覗くと能古うどんの乾麺が売っていた。


買うか相当迷ったが、若干お高目なのと、荷物になるのと、
博多駅のお土産屋さん街で売っているだろうということで、断念。


バスで博多駅まで戻ろうかと思い、
バスに乗り込むも、結構な時間がかかると言われ下車。


歩いて姪浜駅まで行くことに。


数十分前に熱中症状態だったのに、懲りない。


この歩きたい症候群はなんなのだろうか。


来た道をそのまま戻るのはつまらないので、
一本海寄りの湾岸沿いの道を行く。


その入口に注連縄が張られていた。


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湾岸沿いは、姪浜魚市場など漁業関係の施設があり、
きっと安全や大漁を祈るとともに、
海の恵みを頂く、神聖な場所と見なされているのでしょう。


反対側の出口にも同じように注連縄が貼られていた。


住宅街をテクテク歩いていると、
突如、洒落た地蔵尊が姿を現した。


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表札には福岡市新四国第十四番霊場と書かれており、
扉越しに中をみると弘法大師様が祀られていた。


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後で福岡市新四国を調べてみたが、
情報がほとんどなかった。


古い建物も結構残っており、玄関には注連縄が。


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この辺りの風習なのだろうか?


iPhoneのグーグルマップを見ながら、
姪浜駅を目指していると途中に住吉神社があるようだ。


通り道だったので立ち寄った。


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奈良時代の天平年間(729〜749年)に建てられたという。


昨年、「日本第一住吉大明神」とされる博多駅の近くの住吉神社へ行った。


※参考記事
【散策の部屋】「福岡 PART4 住吉神社」


こちらも天平年間に建立されている。


どっちが古いのか?


参拝して鳥居の柱の裏側を見ると、
「クイズミリオネア記念(司会 みのもんた)
 宮司 菊池友久」
とある。


IMGP5631_RRr.JPG


調べてみたら、宮司の菊池友久氏が神社の修繕費を手に入れるために、
「クイズミリオネア」にチャレンジし、
見事パーフェクトを達成し1000万円の賞金を獲得していた。


そのお金で建てた鳥居だった。


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この住吉神社、ミリオネア神社の異名を持つらしい。


住吉神社の前の通りは、旧唐津街道。


IMGP5635_RRr.JPG


電線が邪魔だな。


小倉と唐津を結ぶ街道で、
その途中の姪浜は宿場町として栄えた。


故に近辺には歴史探訪スポットが点在している。


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鎌倉時代の元寇防塁も近くにあり、
是非、見てみたかったのだが、
歩き過ぎて足に痛みが伴うようになり諦めた。


大人しくそのまま姪浜駅へ行き、電車で福岡駅へ。


飛行機の時間まで、まだ大分あるので、
博多駅中央街デイトス内にあるさかなや食堂 辰悦丸へ迷わず直行。


昨年の11月に博多に訪れた際にたまたま入店。
料理が美味しかったのと、
ここでしかお目にかかったことのない日本酒を飲んだので、
次回、博多に来たら再訪しようと思っていたのだ。


※参考記事:【散策の部屋】「福岡〜佐賀」


まずはビールで喉を潤す。
生フェア開催中で、なんと1杯199円。


アテでゴマサバを頼もうとしたら、哀しいことに品切れ。


魚が食べたかったので、本日の刺身三種盛りを注文。


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980円とちょいと高いが、せっかくなんでプチ贅沢。


左からヒゲソリダイ、かんぱち、平目。


ヒゲソリダイは、食べたことがない。


珍しくはないがあまり市場には出回らず、
そこそこ高値で取引されるらしい。


少しコリッとした噛み応えのある食感。
若干、生臭さが無きにしも非ずだった。


ビールを2杯飲んだのち、いよいよお目当ての日本酒を頂く。


杜の蔵 辛口純米酒+10。


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前回の来店時に飲んで衝撃を受けた日本酒。


東京の酒屋やアンテナショップを見て回ったが、
どこも取り扱いがなく、ネット販売も品切れ状態。


また飲みたいと思っていたので、嬉しい限り。
しかもタイミングよく未開封の一升瓶を開けてもらった。


残しておいた刺身とあさりの乾入りをツマミにして頂く。


やっぱ、ウメェなぁ〜。


普段は安い酒ばかり飲んでいるから、
あまり味わいもせず、ガバガバ飲んでしまうが、
酒が美味いとじっくりと酒と向き合える。


30分ぐらいかけてチビチビと飲んだ。


ツマミが無くなり、白魚の塩辛を頼んだ。


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ヒゲソリダイに続きまして、白魚の塩辛も人生初。


これがかなりいけた。
口に入れて舌の上で転がすととろける。


白魚だったら地元のスーパーでもたまに売っているし、
レシピを見たら簡単だったんで、
今度、白魚をスーパーで見かけたら家で作ってみようかな。


もう一杯、杜の蔵にしようかと思ったが、
目の前に貼られたメニューに書かれた
「冷やして美味しいドライな味わい」の文言に惹かれ、
新潟のお酒、超辛口純米酒じゃんげを頼んだ。


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杜の蔵 辛口純米酒+10と見た目は変わりません。


杜の蔵が日本酒度+10なのに対して、じゃんげは+15。


確かにキリっとしている。


辛口は行き過ぎると鋭すぎて味気なくなるが、
じゃんげは風味を損なわない。


ポンシュは酒の肴の魚にあうねぇ。
白魚完食。


普段、外で一人飲みが出来ない人間なんだけど、
なんだかんだと1時間半近く居座ってしまった。


店を出ると目の前にエスカレーターがあり、
見上げると博多めん街道とある。


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こんなのあったっけ?


飲んだ後の〆は、やはりラーメン?
という誘惑に駆られる。


まだ時間早いし、まだそんなに食べてないし、
せっかくだし…ということでゴーサイン。


12店舗あり、どの店もそこそこ賑わっていた。
迷ったが、AKBのメンバーほか、
著名人のサインが沢山飾ってある元祖博多だるまにした。


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えっー、お店の方やファンの方には申し訳ないのですが、
まったくをもって美味しくなかったです。


食べログの評価は、お高目。
単に私の味覚と合わなかっただけ?


この後、お土産を物色。


明太子、簡易ラーメン、アゴだし、博多通りもん、
明太子せんべい、明太シーチキンなどなど、博多は土産が豊富だが、
姪浜のフェリー乗り場で買わなかった能古うどんは、売っていないかった。


買っておけばよかったかな。


販売されていないという点では、杜の蔵 辛口純米酒+10も一緒。


このお土産店エリアでは取り扱いがないので、
試しに反対側の阪急の食品フロアへ行ってみた。


残念ながらやはりなかった。


でも酒は買いたい。
博多に来たのだから博多の酒を買うべし。


博多一本〆 純米酒を購入。


IMG_9103_RRr.JPG
この記事を書いている現時点で、まだ封を切っておりません。


買物を終え、地下鉄で福岡空港へ行き、
さっさと搭乗手続きを済ませる。


ラーメン食べたので喉が渇いた。


ということで、福岡づくりの一番搾り。


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羽田空港の混雑のため、離陸が遅れたが、
無事羽田空港に到着。


吉祥寺行きのリムジンバスがまだあったので、
チケットを購入して乗り込むと、
なんと地元の知人ファミリーが乗っていた。


沖縄家族旅行の帰りだという。


こんなこともあるんですな。


工事渋滞に巻き込まれ、地元に着いたのは23時過ぎだった。


さて、今回の福岡ですが、
前々回に引き続き、歩きまくりだった。


後でアプリのヘルスケアを確認したら、
20キロ以上歩いていたんだが、
それよりも上がった階数に驚いた。


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77階だって。


サンシャイン60越え。


頑張りました。


でも飲んで食っているので、全く痩せません!

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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