2016年11月10日更新

神津島 PART1

2016年、夏。
夏休みを取得した。


どこに行こう。


昨年は、伊勢神宮に行った。
(情報量の多い旅行だったため【散策の部屋】未掲載)


神社シリーズということで、出雲大社案が浮かんだが、
予算の都合で断念。


金がないのだ。
今年は関東近郊にしよう。


以前に買った関東近郊のガイド誌を適当にパッと開く。


“神の宿る島 神津島”のページだった。


ということで、8月上旬に神津島へ行くことに。


東京から神津島へ行く手段は、主に3つ。


1.調布飛行場から飛行機(45分)
2.竹芝桟橋からジェット船(3時間40分)
3.竹芝桟橋から大型客船(11時間)


今回、往路に選んだのは3番。


8月4日(木)。
仕事を終え、一旦、帰宅し、シャワーを浴び、
準備を整えた後、吉祥寺駅から中央線に乗り、
山手線を乗り継いで、浜松町駅で下車し、歩いて竹芝桟橋へ。


神津島まで連れていってくれるのは、
23時発のさるびあ丸。


1_IMGP5638_RRr.JPG


大型客船というだけあって、当たり前だが大きい。


流石に夏休みということで、かなりの乗船率だ。


2_IMGP5639_RRr.JPG


さるびあ丸に乗り込み、
まずはデッキで乗船前にコンビニで買ったビールを飲みながら、
船旅を楽しむことに。


定時に出港。


3_IMGP5642_RRr.JPG


乗船時にはあまり意識しなかったが、
飛行機のボーディング・ブリッジみたいなもので船に乗ったのね。


デッキからは東京湾の夜景が楽しめるし、
レインボーブリッジを下から眺めることが出来る。


4_IMG_9157_RRr.JPG


8月なんで、夜でもそこそこ暑かったが、
潮風と船の進行によって発生する風が心地よい。


そして、ほとんど揺れない。


船に乗って気持ち悪くなったこと1度もないので、
何とも言えませんが、船酔いをしてしまう人でも、
これなら大丈夫じゃないかな。


デッキからの光景は結構、楽しい。


わかりにくですが、レインボーブリッジ越しに東京タワー。


5_IMG_9159_RRr.JPG


写真には写せなかったけど、スカイツリーも見えた。


着工から10年を経て2012年に開通した恐竜橋こと東京ゲートブリッジ。


6_IMGP5647_RRr.JPG


ただの光の帯にしか見せませんが、
これは東京湾アクアライン(のはず)。


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てな感じで、見どころ満載。


しかし、折角の旅行を寝不足や二日酔いで台無しにするのはアホなんで、
早目に就寝。


中にはデッキに寝袋を敷いて寝ている人もいたが、
もう歳も歳なので、特2等の二段ベッドで寝た。


8_IMG_9225_RRr.JPG


寝る前にポケモンGOを立ち上げてみたら、
海の上を歩いていた。


8.5_IMG_9162_RRr.JPG
この頃、レベル17だったんだなぁ。現在30.


近くにポケモンもいません。
(当然か…)


横になったものの、二段ベッドは固いし、
近くに鼾をかく人がいたりで、寝たんだが寝てないんだか、
よくわからない。


そんなさなか船長からそろそろ大島に着く旨のアナウンスが、
船内に流れた。


時間を確認したら4時半過ぎ。


こんな時間に起こされるなんて…。


また寝ればいいんだけど、
ダメだねぇ〜貧乏性で。


大島を間近で見る機会なんて、
そうそうないということで、
起きてデッキへと向かう。


東を見ると日の出前の空がステキだった。


9.5_IMG_9163_RRr.JPG


ほぼ同時刻。
南の方に目を向けると大島。


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10年ぐらい前に一度行こうとしたものの、
結局行かなかった。


今回も上陸はしなかったけど、接岸はした。


タラップのセッティングには、船会社のスタッフだけでなく、
警察官も協力していた。


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大島ではかなりの多くの乗船客が下船。


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お出迎えに来た旅館の車やバスに乗って、
すぐに港からいなくなってしまった。


フェリーは人だけでなく、様々な荷物を運ぶ。
船からコンテナを荷下ろしする作業は初めて見たかも。


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日常品や飲食物が島に持ち込まれる。


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自転車も。


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きっと大島中を自転車で走り回るのでしょう。


大島で降りる乗客や荷物が多いからか、
10分以上停泊。


その間に日の出。


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美しい。


人間には絶対に作り出すことの出来ない自然美。


こんな光景が見られるなんて、
起きてデッキに上がってきた甲斐があった。


フェリーは、次の利島へ向かって出港。


ふと本島を見ると富士山。


17_IMG_9175_RRr.JPG


冬場だったらもっと綺麗に見えるのでしょう。


そして、大島方面では、
幻想的な光景を見ることができた。


18_IMGP5658_RRr.JPG


海面から蒸気が出て靄がかっている。


夜間冷やされた海面が、太陽の光の熱で蒸発しているのかな?


フェリーは利島、新島を経て式根島へ。


利島、新島もそうだったけど、やっぱり警察官がお手伝い。


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式根島の次はいよいよ神津島。


8時半。
島影がはっきりと見えてきた。


20_IMG_9224_RRr.JPG


左奥の島は、(多分)無人島の祇苗島(ただなえじま)か、三宅島(テキトー)。


うーん…雲が多いな…


実は神津島には、西側の神津島港と東側の多幸湾という二つの港がある。
通常は神津島港に着岸するけど、天候や海の状況によって、
どちらの港に着くかが決まる。


民宿や観光スポットが多いのは神津島港。
よって、ほとんどの観光客は神津島湾側の宿を取っている。


多幸湾に着いた場合、ひと山越えて、
神津島湾の方へ来なくてはいけないので厄介だ。


この日は、雲が多いものの穏やかな天候&波のため、
神津島湾へ入港。


神津島の西側。


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かなり緑豊かな島だ。


中央にそびえ立つ山は天上山。


平安時代の838年(承和5年)にな噴火をしたことが、
『続日本後紀』に記されている。


明日、アタック予定。


9時10分、神津島着。


タラップから上陸。


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やっぱり警察官がいる。


この日に泊る宿は旅館 徳左(とくざ)。


特にお迎えを頼んではいなかったが、
ちゃんと来てくれていた。


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手前のダイハツが徳左さん


品川ナンバーだった。


他の車も品川ナンバーだったので、
神津島の車両は品川ナンバーのようだ。


神津島には自動車教習所がない。
大島には伊豆大島自動車学校があるので、
そこで取得するのかな?


御主人が運転するダイハツに乗って、
徳左へと向かう。


試しにポケモンGOを立ち上げてみると、
すぐさまコダックが現れた。


24_IMG_9227_RRr.JPG


ポケストップが点在しているし、ジムもある。


徳左は港からそんなに遠くなく、
細い坂道をグイグイあがって、5分とかからずに到着。


25_IMG_9229_RRr.JPG


ご主人、メチャメチャ運転が上手い!


狭い車庫に迷うことなく一発で、入れていた。


地図の白い○が、徳左。


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チェックインをして、荷物を預け、
いよいよ神津島を満喫だ。


以降、「神津島 PART1」へと続く。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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