<千葉内房 記事一覧>
「千葉内房 PART1 保田駅〜日本寺参道」
「千葉内房 PART2 日本寺」
「千葉内房 PART3 鋸山頂上エリア」
「千葉内房 PART4 鋸山登山道」
「千葉内房 PART4 鋸山登山道」からの続き。
魅力的な鋸山から下山し、
お昼ご飯を食べるべく、浜金谷駅を目指す。
桜?
この日は、3月23日。
まだ桜は早い。
恒川光太郎と「桜じゃないのかな?」
なんて話ながら歩いていると、穴。
ちょっと先にも同じような穴があり、
若い(ちゃらい感じの)男5人ぐらいのグループがその穴を発見。
果敢に穴の中に挑んでいったが、
すぐに出てきてしまった。
その間、ギャーギャー言っていたが、
擦れ違う際にきちんと挨拶をしてくれた。
人を見かけで判断してはいけない。
意外と礼儀正しい若者たちが騒いでいた穴。
ヒカリモ発生地。
ヒカリモ…。
日本寺の心字池(しんじんいけ)にもヒカリモみたいのが浮いていた。
「ディープツアー2012 稲城 PART1」で訪れたありがた山で、
偶然、ヒカリモを発見したが、その時はヒカリモだとは知らなかった。
ヒカリモは地域によっては、国の天然記念物に指定されている。
見たい。
ということで突っ込んでみたんだが、
照明器具がない、地面がぬかるんでいるってことで、
奥まで進むのは断念。
ヒカリモの穴だけでなく、
浜金谷駅までの道中、気になるスポットが多発。
廃屋。
廃屋はいくらでもあるけど、
黄、赤、青の三原色を使った廃屋はなかなかない。
有料駐車場 500円/1日。
利用者の良心を信じ切った駐車場だ。
「笹生肉店 1日800えん」
肉屋兼駐車場の営業をしているのだろうか。
店で買い物しても取られるのかな?
因みにお店の正しい名前は「笹生精肉店」
自ら店名を間違えている。
歩いて5分ぐらいで浜金谷駅に到着。
駅舎の外観は、ほとんど保田駅と変わらない。
飲食店がいくつかあるフェリー乗り場の方へ行く前に、
内房線の上り電車の時間を確認。
1時間に1本っすかぁ〜。
丁度14時だったので、ランチタイムを1時間として、
15時5分の電車に乗ることにした。
駅の近くから、先ほど登った鋸山が見えた。
保田方面からよりも、
その名の由来となった鋸の歯の様なガタガタ感が出ている。
浜金谷にある食事処を事前に調べたところ、
地魚が頂ける回転寿司屋の船主 総本店なんかが、人気店のようだ。
しかし、普段、回転寿司といえば、
一皿108円のくら寿司しか行かない小市民にとって、
ビール飲んで、寿司を4、5皿食べたら、
2000〜3000円いってしまうのは、懐に優しくない。
ということで、地元臭があってリーズナブルな店にした。
良心的な値段設定だ。
おまけに禁煙。
素晴らしい。
共に缶ビールを頼み、
恒川光太郎は、かじめ入り金谷ラーメンを、
小生は金谷の真あじ天丼を注文。
かじめとは、房総の名物でコンブのような海藻だと、
フロア担当の女性が教えてくれた。
先に金谷ラーメンが運ばれてきた。
恒川光太郎は、かなりの量の朝飯を食べていたし、
鋸山の山頂でも朝食の残りやお菓子を食べていたが、
凄い勢いでラーメンをすする。
前から思っていたが、食いっぷりが良い。
暫くして、あじ天丼が目の前に置かれた。
あじが三尾に茄子、枝豆と山菜系(名前を失念)の天ぷら。
タレは程よい甘さだった。
メインのあじは、柔らかくてフワッとした食感。
美味しかったです。
飯を食べながら、次回登りたい山の話をした。
15時5分発の内房線に乗るべく、駅へと向かう。
途中にあった合掌造りの古民家。
かなりの年季が入っているようだし、
屋根が大きいので目を引く。
屋根だけでなく敷地面積もかなりで、
ぐるっとまわりこんで、入口を撮影。
引き戸は締められ、セコムのシールもはげかかっている。
壊れた額縁やくすんだ地球儀などが無造作に置かれている。
これは廃屋に違いないと思ったら、さにあらず。
Cafe Edomonsというカフェで、
至極のブルーマウンテンが頂けるそうな。
基本、金・土・日・祝日営業。
だから入口が閉まっていたのだね。
建物は飛騨高山から移築したもので、
築235年以上だっと…。
廃屋だと思ってしまい、申し訳ございません。
近くにあった珈琲 泉。
流石にこちらは営業していなさそう。
コチラのサイトに、
2013年4月に撮影された珈琲 泉の写真が載っていた。
入口のひさしが、完全に無くなっている。
やっぱり閉店しているのでしょう。
駅に到着。
ここでトイレに行った。
保田駅で用を足したのが最後だったので、久々だ。
日本寺でトイレが使用できず、
どうしようと思ったが、全くの危惧に終わった。
浜金谷駅のホームから見える富津市立金谷小学校。
ちょうど下校時間で、
生徒たちがゾロゾロと出てきたんだけど、
まぁ、人数が少ない。
その場で調べてみたらば、
学校の公式サイトに児童数が掲載されていた。
全学年で男子13名、女子20名、計33名。
全校生徒で一クラス分だ。
子供が少ない。
これは日本全国の問題だけど、
人口そのものが少ない地方は、かなり大変そうだ。
定時に内房線がやってきた。
次に目指すのは、東京湾を見下ろす全長56mの東京湾観音。
鋸山の日本寺の大仏や磨崖仏に続き、
この日は巨大仏様巡りだ。
以降、「千葉内房 PART6 東京湾観音」へと続く。