2017年10月31日更新

海 2017 PART2

<海 2017 記事一覧> 
「海 2017 PART1」




「海 2017 PART1」からの続き。


天候がだいぶ良くなったことで、
宿のBBQ場から海へやって来た一行。


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普段ならここでタープを張るのだが、
風が強いので無し。


そこまで日差しは強くないし、
朝よりは気温が上がったものの、
あまり暑くもなかったので、まぁ、無くても大丈夫。


強風のため料理は出来ないので、
飲み中心。


昨年に続いて登場したのがラバ。


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ラバは、ラム酒、ルジェ・クレーム・ド・ストロベリー・リキュール、
ココナツジュースとパインジュース、
イチゴのシャーベットで作るカクテル。


去年、作った際にハワイでラバを飲んだ悪友Iが、
何か足りないということで、海の家で購入したバニラアイスを投入し、
本場の味に近づけた。


しかしながら、海の家は海辺から少し離れている。
当然、バニラも時間が経てば溶けてしまう。


そこで一考。


まずベースとなるラム酒をバニラフレーバーのロンリコ・ゴールドにした。
700mlで1000円とラム酒としては安い部類なのも有難い。


そして、もう一つ思いついたのが、バニラエッセンス。


この二つのバニラフレーバー投入した結果、
バニラアイスには敵わないが、まぁ、味は悪くなかった。


ラバ飲んだし、だいぶ酔っぱらってきたし、そろそろギターでも弾くべ。
ってことで、今年もエレキギターを持ってきました。


記念すべき2017年海@オンステージの一曲目は、
浜田省吾の「On The Road」の2011年のライブ盤。


この後、ずっと浜田省吾。


なぜに浜田省吾か。


2017年正月。
そろそろ海に向けて練習をしようとギターを手に取った。
(どんだけ気が早いんだ…)


最初は海メンバーが好きなTUBEを弾いてみたが、
やっぱり難しい。


と、ここで、チエちゃんが2016年の海で言った言葉を思い出した。


「TUBEが難しいなら、浜田省吾とかどう?」


浜田省吾、一曲も知らない。


その場で、「MONEY」という曲を聴かせてくれた。
キーがEで、リフもなんとなく弾けたが、
その時はそれで終わった。


このやり取りを思い出したのだ。


早速、YouTubeで、「浜田省吾 マネー」を検索。


ライブ映像がヒットした。





メチャメチャ“ダサ”カッコイイじゃないか!


浜田省吾はギターを持っているが、ほとんど弾かない。


代わりに向かって一番右のオッサンギタリスト(町支寛二)に興味津々。
アーミングを駆使したギターソロとか、80年代ハードロックだ。
サックス(古村敏比古)と絡み合うアウトロのギターソロもいい。


一発で気に入った。


続いて、「J.BOY」という曲のライブ映像が自動再生された。





初めて聴く曲だ。


もう一人のギタリスト(長田進)が、
チョーキングを主体としたギターソロを弾いた後、サックスソロ。


心を揺さぶられた。


で、とりあえず、「MONEY」のギターをコピー。
楽しかった。


次の日、ディスクユニオンに行ってベスト盤を購入。
甘ったるい曲もあるが、「終わりなき疾走」とか、
もろブルース・スプリングスティーンじゃん!


段々と浜田省吾にはまり始める。


安い中古のアルバムを買うも、追いつかないので、
悪友Iにの協力要請して、他のアルバムもゲット。


以降、浜田省吾に明け暮れる。


通勤時は、浜田省吾。
帰宅してギターで弾く曲は、浜田省吾。


当初はギターメインで聴いていたが、
聴き込んでいくと浜田省吾の歌の上手さ、
曲そのものの素晴らしさ、
歌詞の言葉の選び方にぞくぞくするようになった。


中でも「I am Father」は、ぐっと来た。





ファン歴は浅いが、浜田省吾への想いを綴り出すと長くなるので、
またの機会に譲るが、海でどうしても弾きたい曲があった。


「家路」のライブ版。
特にギターソロ。





オリジナルだと、TOTOのスティーヴ・ルカサーが弾いているんだが、
ライブ盤や上のYouTubeは、町支寛二と長田進のコンビによるソロが聴ける。


このアウトロのギターソロは、
小生の中では大好きなイーグルスの「Hotel California」と被る。





「家路」のギターソロは名演だと思う。


だからこそ弾きたい!


ネットを検索すると、「家路」のコードは掲載されていたが、TAB譜はない。
スコアも探したが、存在しない。


仮にあったとしても、スタジオ版とライブ版では、キーが異なるのだ。


となると耳コピしかない。


音感がない身としては、耳コピは辛い。


でも弾きたい。


まず、ピッチを変えることなく、
速度を落として再生できるフリーソフトをダウンロード。


そのソフトで「家路」のGソロを再生し、
一音一音拾い、手描きのTAB譜に記載していく。


しかし、同時に町支、長田が、別のフレーズを弾いているところとか、
音の粒を拾い切れない。


YouTubeを検索すると、町支、長田のGソロ別にコピーしている動画があった。








これがスゲェー役立った。


これと浜田省吾のライブ映像を見てポジショニングを確認し、
完コピではないが、なんとなくソロを弾き通せるまでに至った。


ギターソロを弾くのに、これだけ頑張ったのはいつ以来?
それにしても便利な世の中になったなぁ〜。


で、一生懸命「家路」のソロをコピーしたんだけど、
風が強すぎて再生している原曲の音が流されて、
聴こえなかったため、あまりちゃんと弾けなかった。


あと酔いもあったと思う。


自分はしっかりしているつもりでも、
割と酔っぱらっているってことがある。


この日もそう。
実は、海に移動してからの記憶がかなり曖昧。


新たに購入したVOXのミニアップが、
音量を上げるとハウリングしまくって使えず、
念のため持ってきたいつものスピーカーを使ったことや、
先述の通り、ラバを作ったことやギターを弾いたことは覚えているが、
それ以外、あまり思い出せない。


以下、チエちゃんが海辺で撮影した写真。


私のギターに背を向けて飲み物を物色するAndoさん。


IMG_2561_RRr.JPG


私の演奏にまるで見向きもせずラバを飲むAndoさん。


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聴いてくれない。
興味がない。


これぞ泣きのギター。


風が強いし、土曜の夜合流組もいるし、
夕飯の準備もあるしで、
次の日の場所取りの意味も込めて、
盗まれても問題ないものを置いて5時頃宿へ。


荷物を宿に全部入れ、順番に風呂へ入る。


料理担当なんで、下ごしらえとかしていると、
財布、スマホの入ったショルダーバックがないことに気が付いた。


もしかして海?


平静を装ってみんなには「見に行ってみるね」とビーサンで海に向かったが、
実はちょー焦っていた。


現金、カード…。


酔いもぶっ飛ぶ。


ビーサンだけどダッシュ!


誰もいない海。


置いていった荷物のたちを見渡す。


あった…。


安堵したら、虚脱感に襲われ海辺にへたり込んだ。


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沖合に見える島影は、恐らく利島。


悪友Iの誘いで、この海に初めて来てから17年。


まだ26歳の時。
メンバーは、悪友I、ワシ、遠藤、千歩、伊藤、大村、植田の7名。


車2台。
今では絶対に通らない天城越えだった。
(山道でドライバーの負担が大きい)


最初のメンバーで今でも海に来ているのは、悪友Iをアッシだけ。


遠藤、伊藤とは連絡を取り合っているが、
大村、植田とは交流がない。


千歩に至っては、連絡の取りようがない。
もうこの世にいないから。


湘南や千葉の海しか知らなかったんで、
この海によって海の概念を根底から覆された。


夏はそんなに好きじゃなかったけど、
一気に夏が好きになった。


後に悪友Iの友達やそのファミリーとも出会えた。


やっぱりここは、我が人生において聖地だ。


どれぐらい佇んでいたのだろうか。
宿へ戻らねば。


帰り道。


IMG_2302_RRr.JPG
何気に電線が凄い。


坂道は、貫徹、飲酒、走った身には堪える。


眠くて仕方がない。
足が重い。


坂を登り切ったところで、
前方からスーツ姿の若い男性がやって来て、擦れ違った。


こんなところにスーツ姿の男性いるか?
違和感を覚え振り返った。


誰もいなかった。


幻覚?


この後も人や生き物、具体的には猫の気配を感じまくった。


人がいると思ったら木だったり、
猫がいると思ったら葉っぱだったり…。


霊感ないし、霊の存在とか信じていないけど、
ゾクゾクした。


しかし、後にこの幻覚は単なる酔っぱらいの戯言であることが、
この時、悪友Iに送ったLINEによって判明した。


linegenkaku.jpg


支離滅裂な文章。
だいぶ酔っているな。


でもねぇ…スーツ姿の男性とは擦れ違ったんだよ…。


それはさておき、宿に戻り、
多分、少し休んだと思う。


そして、復活。


いけちょさん、もりさん、H江っちが到着。


宴会開始!
カンパーイ!!


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酒のお供となる料理たち。


昨年に引き続きコーンバター by Andoさん


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今年のコーンは缶詰だけど、充分美味しい。


ブリのあら煮 by 伊藤P


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これは自宅で作ったものを冷凍して持ってきた。


そして、メインは…


豚肉。


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和牛。


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至福の味わい。


海でやらないことをしたい。
海でしゃぶしゃぶは、普通やらない。


という発想の元、2年前にしゃぶしゃぶを導入。


初年度は海でやったが、
昨年と今年は強風により宿で実施となった。


でもなんか宿でやった方が楽しいような気もしてきた。


一息ついた頃、D姉が到着。


心優しい仲間がD姉のために肉をカンパ。


D姉にも肉を味わって頂きました。


この後、TUBEの「風にゆれるTOMORROW」をかけながら、
アッシがギターを弾いて、もりさんが歌い、
いけちょさんが合いの手を入れて盛り上げる。


超楽しかった。


その頃、Andoさんは撃沈。


日中寝ていなかったからね。


みんなもお疲れ気味で、
明日に備えて早目に就寝。


今年も安眠部屋で寝かせてもらいました。


遠くの方から地鳴りのような鼾が聞えてきました。


以降、「海 2017 PART3」へと続く。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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