<海 2017 記事一覧>
「海 2017 PART1」
「海 2017 PART2」
「海 2017 PART2」からの続き。
朝起きると天気は微妙だが、
雨はとりあえず大丈夫そう。
部屋を片付け、海へ。
時刻は9時半。
曇っているが風はない。
台風12号。
サヨウナラ。
既に海へ到着していたきとちゃんファミリーと合流。
さらに悪友Iの仕事仲間の音声収録スタジオのミキサーさんが、
たまたま釣りに来ていて、こちらも合流。
なんでもミュージシャンを経て、
某有名アーティストのローディをやっていたという。
完全に音の世界で生きている。
とても感じの良い方でした。
さてさて、みんなで作業分担して拠点を設営。
この海の経験者ばかりなので、
適材適所で機敏に動いてあっという間にベースキャンプ完成。
特にタープを張る悪友I&ジュンヤさんの動きは、
毎年のことだけど、流石です。
で、生ビールでかんぱーい!
この後、生ビールサーバーは、スズメバチの度重なる襲来を受けた。
すきっ腹に飲むと酔いが回る。
食べものが必要だ。
宿が朝食用に提供してくれたパンをテイクアウトし、
ソーセージを挟んでホットドッグ。
パンは手で千切ったり、切り込みを入れたので、ちょっと雑。
辛いのが好きな人には、
マリーシャーパス・ハバネロソース。
お次はゴーヤチャンプル。
ウチナンチューはゴーヤチャンプルにスパムは入れない。
ゴーヤ、人参、玉ねぎはカット後、冷凍して持ってきた。
ビールはお腹一杯になるので、
Andoさんが持ってきてくれた竃猫(へっついねこ)へチェンジ。
入手困難。
ANAの国際線ファーストクラスの客に提供している芋焼酎。
つまり飛行機に乗った人しか口に出来ない焼酎。
美味いっす。
落語に「へっつい幽霊」ってのがあったなぁ〜。
実は落語に興味を持つようになって、
初めて地元の図書館で借りてきたのが、古今亭志ん朝のCD。
その中に「へっつい幽霊」が収録されていた。
久しぶりに聴いたけど、語りのテンポがやっぱり凄い。
当時、まるで落語に詳しくなく、
「笑点」に出ている噺家ぐらいしか知らなかったんだけど、
最初に名人・志ん朝を選ぶなんて、我ながらナイスチョイス!
後に志ん朝は、大好きな噺家となった。
話を海に戻そう。
いつも海での料理は充実しているが、
今年は特にはっきり言って異常。
余ったスパムと昨晩の残りの白米で、プチスパムおにぎり by 伊藤P。
サザエの壺焼きに続き、H江っちの要望によるアヒージョ by 伊藤P。
前日使い切れなかった食材を焼き焼き by Andoさん。
そうこうするうちに、もりさんが帰る時間に。
来年も「風にゆれるTOMORROW」やりましょう!
もりさんと入れ替わるようにヤスさんが到着。
途中、干物を買って来てくれた。
昨年もヤスさんは、干物を買って来てくれたんだが、
小生は親戚の葬儀に参列するため、日曜日に帰京。
食べることが出来なかった。
「伊藤っちのために買ってきたんだからね」
というヤスさんの言葉が嬉しい。
ありがとう!!
サバ、アジ、イカのうち、
一番美味かったのは、ずばり!
サバ!
サバは低級魚扱いだけど、
塩焼き、煮付け、シメサバ、ゴマサバと、
焼いても、煮ても、〆ても、生でも美味い、
オールラウンドフィッシュ。
サバの水煮の缶詰は大好物。
今朝も食べた。
缶詰はそのまま食べても良いが、
青のり、ゴマ、天かすとか振り掛けると美味さ倍増。
マリーシャーパス・ハバネロソースも合う。
以前、この海でも山形出身のムラッチの提案で、
サバ水煮にめんつゆ、ネギ、大葉、みょうがをあえた汁で、
そうめんを食べたことがあった。
スーパー美味だった。
※「海 2013 PART3」
サバ最高。
干物以外にもヤスさんが買ってきてくれたのが、高級塩辛。
「これは自宅用」と言っていたが、結局、この場で開封。
これも美味だった。
御馳走様です!!!
料理はまだまだあるのです。
海老 by きとちゃん。
悪友Iから聞いた話だと、
かつてはきとちゃんは、海で料理担当だったらしい。
焼き鳥、焼きトン。
串打ち by 伊藤P。
焼き by ぐっさん。
これ以外にも、事前に仕込んでいたササミの山葵醤油漬け、
ササミの生姜焼きなどをホイル焼きにした。
一部、漬け込み過ぎてしょっぱかったとの指摘があり、
そこは真摯に受け止め、来年の糧にします。
腹を満たし、ほろ酔いとなったところで料理を放棄。
さえ箸の代わりにギターのネックとピックを握るぜ。
浜田省吾オンリーのつもりだったけど、
TUBE好きが集うので、先の「風にゆれるTOMORROW」含め、
ちょっとだけTUBEも練習した。
個人的にTUBEで一番好きな「あー夏休み」を弾いていると、
きとちゃんの子供(まだまだ小さい)が寄って来て、
「あー夏休みだ!」と言った。
Tシャツは海のユニフォーム「少林サッカー」。そういえばグッサンからもらった一品
きとちゃんの奥さんがTUBEの大ファンだと悪友Iから聞いていた。
子供への教育は完璧だ。
将来、子供たちを連れてTUBEのコンサートへ行って欲しい。
(もう既に行っているかも)
更にその子供たちが、自分の親と子供を連れたTUBEのコンサートへ行って欲しい。
ポール・マッカートニーとかストーンズとか、3世代でコンサートあるよ。
頑張れ!前田、春畑、角野、松本。
「あー夏休み!」に続いて、
悪友Iからきとちゃんの奥さんが大好きと聞いていた「ジラされて熱帯」を弾いてみた。
この曲は半音下げなんで、レギュラーチューニングだと相当弾き難い。
耳コピだし、だいぶなんちゃってぇ〜なんだけど、
きとちゃんの奥さん、反応してくれた。
嬉しかった。
しかし、春畑は上手いね。
器用。
アッシのテクでは弾けません。
ってことで、TUBEよりはシンプルな浜田省吾を弾く。
みんなが歌える曲が良い。
「終わりなき疾走」「風を感じて」「初恋」「J.BOY」…。
酔っぱらっていたのであんまり覚えていないんだけど、
この辺の曲を弾いて、みんなで歌ったのかな?
ジュンヤさんから「アメリカ」、
奥様方からはアルバム「J.BOY」全曲というオーダーがあったのは覚えている。
後者は無理だ。
とにもかくにも、アッシの浜田省吾に付き合ってくれたジュンヤさん、
悪友I、いけちょさん、D姉に感謝。
写真をたくさん撮ってくれたチエちゃんもありがとう。
ここら辺で、悪友Iの仕事仲間であるミキサーさんがララバイ。
ミキサーさんは元プロのミュージシャンだった。
その後、プロのミュージシャンと仕事をしていた。
そんな方の前でギターを弾いた。
恐らく…「下手」と思われていたんだろうな。
まぁ、いいや。
旅の恥は書き捨て。
料理とギターに忙しくて、あまりお話しできなかったのが心残り。
そして、突然雨が降り出した。
みんなタープの下に避難。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり。
天気も忙しい。
おてんとさんも休日ぐらいゆっくりしたらいいのに…。
雨はすぐに止み、晴れてきた。
そいえば、去年は海に漬かっていない。
折角来たんだから、腰まで入水。
チンクイ虫の攻撃とかちょっと心配だったけど、
幸い大丈夫だった。
酔いも良い感じ。
腹もいい塩梅。
ギターも弾けた。
海にも入った。
ほぼほぼ自己満足達成。
自分のための時間を過ごした。
次は他の人のために時間を使おう。
よっし!
子供たちと遊ぼう。
ということで、ヤスさん、キトちゃんの子供と遊んだ。
ビニールバットでバッティングをやったんだけど、
ヤスさんの小1の息子さんは、めちゃめちゃセンスがある。
少しおかしなフォームだったんで少し矯正したら、
すぐに修正して、パカーン!とボールを打ち返していた。
少年野球チームに入団して欲しいなぁ〜。
あと小学6年生ヤスさんの娘さん。
とってもしっかりしていた。
弟はもちろん、まだ幼いキトちゃんの子供たちを取りまとめていた。
ちゃんと敬語使っていたし、発言も大人びていた。
きっと面倒見の良い女性に成長するのでしょう。
そうこうするうちにどんどんと天気が良くなった。
最初からこの青空だったらなぁ〜。
この後、暫くまったり。
本来、この海での在り方がこれ。
ジュンヤさん。なぜこっちを向き…。
アッシも惚けた。
ヤスさんと。
何を話したのかな。
楽しい時間は、アッという間に過ぎてしまう。
17時撤収。
設営も早ければ、片付けも早い。
さらば、海。
今年もたくさんの思い出を有難う。
駐車場から見上げた空を見ると、秋の訪れを感じる。
温暖化が進んでいるけど、やっぱり夏って短いよね。
今年は8月の日照時間が少なくて、雨ばかりだったから、
あまり夏を感じなかったなぁ。
海の家に行く途中に撮った1枚。
解り難いが、沢山のトンボが飛んでいた。
秋だよぉぉぉぉ〜。
トンボより蝉が好き。
“だって夏じゃない”。
海の家で、おばちゃんと話しながら、精算。
食べ放題・飲み放題・アゴアシ付きで、
この金額?ってぐらいリーズナブル。
みんなで集合して記念撮影をして、おばちゃんにサヨナラを言って、出発。
そして、アッシは5分と経たずに、珍しく爆睡。
「イトオッチ、着いたよ。夕飯」
と悪友Iに声をかけられ目が覚めた。
寝ていたため、「もう夕飯?」って感じ。
海でズルズルと何かしら食べていたし、
海の家でソフトクリームを食べたし、全く腹が減っていない。
てか、ここ何処?
寝ぼけ眼で、みんなに続いて入店。
メニューを見るとどれも結構なお値段。
軽め・安めの刺身定食を注文。
パッと見、大した量ではないが、
食べ切れなかった。
人生において、頼んだ食べ物を残したことが殆どない。
無念…。
後で知ったが、稲取の磯辺というお店だった。
到着したのは海を出発して約1時間後。
そりゃ、腹減らんわぁ〜。
このお店の名物はアジ丼。
Andoさんや江Hっちが頼んでいた。
海鮮丼。
悪友I、ジュンヤさん、いけちょさんが食べていた。
みんなお腹一杯じゃないの?
よく食べれるなぁ…。
ここで、ヤスさんファミリー、キトちゃんファミリー、
いけちょさん、ジュンヤさんとお別れ。
ヤスさん、干物ありがとー。
キトちゃん、癒しありがとー。
お子様たちサイコー。
いけちょさん、盛り上げありがとー。
ジュンヤさん、いろいろありがとー(言葉にできない by 小田)。
この後、2015年に行った「立ち寄り温泉 伊豆高原の湯」へ。
【関連記事】
※「海 2015 PART2」
しかしながら、アッシはグロッキーで、
車の中で寝ました。
17年間に及ぶ海旅行で、帰りの温泉をスルーしたのは初めて。
みんな戻ってきて、車に乗りこみ出発。
悪友I号は、悪友I、奥さんチエちゃん、Andoさん、アッシ。
D姉号に、ぐっさん、H江っち。
酷いもので、まだ眠くて眠くて…。
復活できないまま大磯到着。
ここでD姉号ともお別れ。
海旅行で寂しいのが、この高速SAでのやり取り。
段々とメンバーが去っていく。
だが何故かアッシは元気になった。
ここから吉祥寺まで、
浜田省吾ファンの先輩であり、
浜田省吾が超LOVEなチエちゃんを前に、
アッシなりの浜田省吾論を力説。
浜田省吾という素晴らしいアーティストに出会えたのは、
チエちゃんのお陰。
本当に有難う。
東名・環八・井の頭通り・五日市街道…。
自宅に近づくにつれ切なくなる。
一年で最も楽しみにしている海が、終わってしまう。
いつもよりも遅めの深夜1時頃、家に到着。
荷物を降ろして悪友I、チエちゃん、Andoさんとさよならの挨拶。
今年の海は、台風によって土曜日の午前中がアウトだったし、
トータル的に見てもあまり天候に恵まれていたとは言えない。
むしろ良くない。
半年以上かけて練習した浜田省吾のギターも不完全燃焼だった。
更に海からの帰路は、重度の睡魔に襲われて、
殆ど撃沈していた。
にも関わらず、なぜだか物凄い満足感があった。
スゲェ楽しかった。
歴代の海の中で、ベスト3に入るかも。
映画業界から始まり、悪友Iの友人、そしてそのファミリー。
この海を愛し、集う同志たち。
みんな特別の瞬間だと思っている(はず)。
ここに集まることに意味がある。
だから悪天候なんて関係ないんだな。
楽しみ方の術を知っている。
超久々の緊急参戦となったD姉、
全然来なかったのに2年前からレギュラーになったH江っち、
レギュラーでありながら、
数年のブランクを経て2年連続で参加してくれたグッサン。
映画業界で出会って15〜20年の仲間と海を共有できるのは、
本当に嬉しい。
そんな仲間と共に、悪友Iの奥さんや友人、家族と、
素敵な時を過ごす。
実は凄いことだと思うんだ。
来年、フルキャストで集まりましょう!
そして、既に海でやろうと思っている料理がある。
後日、悪友Iにその旨伝えたら、
悪友Iもキャンプ用グッズを準備していた。
2018年の海に向かって既に動き始めている。