<北陸旅行 記事一覧>
「北陸旅行 1日目 PART1 白川郷」
「北陸旅行 1日目 PART2 五箇山」
「北陸旅行 1日目 PART3 兼六園と夕食」
「北陸旅行 2日目 PART1 金沢21世紀美術館」
「北陸旅行 2日目 PART2 金沢城公園」
「北陸旅行 2日目 PART3 近江町市場〜ひがし茶屋街〜立山」
「北陸旅行 2日目 PART3 近江町市場〜ひがし茶屋街〜立山」からの続き。
この日、ブーメランのように一回転し急発達した台風5号が、九州に上陸。
天気が心配だったが、ホテルの窓から外を見ると晴れていた。
これから台風5号は、東の方に向かってくる。
本日は立山黒部アルペンルートを横断し、
扇沢→信濃大町駅→松本駅から特急あずさで新宿駅→吉祥寺という旅程。
なんとか天気、もって欲しい。
朝食は朝6時からホテルのバイキング。
会場であるレストランがオープンすると、
早朝にも関わらず多くの宿泊客で賑わった。
料理はどれも美味しそうだったんだけど、
食べ過ぎは禁物。
立山黒部アルペンルートは、たくさんの乗り物を乗り継いで行く。
トイレに煩わされるのは、よろしくない。
腹八分目で我慢。
朝食後、すぐにチェックアウトし、
ホテルの送迎ワゴン車で、立山駅へ。
今回の旅行はJTBを利用したんだけど、
ホテル宿泊とアルペンルートの全ての乗り物がセットになっていた。
JTBに頼む前にアルペンルートの総運賃を調べたら、9,650円だった。
高いし、都度購入だと時間的にもロスするなぁと思っていたんで、
JTBで「セットになります」と言われた時は、嬉しかった。
旅行のプロに頼んで正解だった。
各乗り物の時刻表が掲載された、
スゲェー分かり易い、リーフレットもくれたし。
で、立山駅の窓口で1日券に引き換え。
まずは立山ケーブルカーなのですが、
その前に日本一の大滝、称名滝を見に行くことに。
足になるのは、称名滝探勝バス。
運賃は片道500円。
高っけ!
運賃に見合う滝であることに期待しつつ、
7時半にバス出発。
数分で山肌にへばりつくような道路を発見。
よくぞ、あんなところに道を作ったな…。
立山駅からケーブルカーで登った先の美女平へ行ける立山有料道路で、
マイカーは通行禁止。
続いて悪城の壁(あくしろのかべ)と呼ばれる断崖絶壁がお目見え。
高さ500m、延長約2kmにも及ぶ大岩壁。
これから行く称名滝が、
10万年という長い年月をかけて溶岩台地を侵食して出来た。
険悪で近寄りがたい形相から悪城の壁と呼ばれるようになった。
時期が夏なので、断崖を緑が覆っており、
あまり“悪い”感はないが、それでも肉眼で見ると圧倒される。
悪城の壁だけで、運賃500円の価値あり。
悪城の壁を経て、7時45分称名滝バス停に到着。
ここからは徒歩。
滝を見に行くというと、林道を歩いて行くイメージだが、
アスファルトの坂道を登って行く。
前方の山肌に薄らと水の線が見えるが、
おそらくハンノキ滝。
春の雪解け時や大雨の後など、
水量の多い時だけ見ることの出来る滝。
ハンノキ滝は、称名滝ほど水量的な迫力はないが、
落差は上回っており、称名滝350mに対して、500mもある。
夏だし、台風とか来ていなかったから、
ハンノキ滝を見ることはないと思っていた。
そして、バス停から1.3キロ歩いて称名滝。
称名川に架かる橋から撮影。
凄い水飛沫で、ミストがバンバン飛んでくる。
風も強く帽子が吹き飛ばされそうになるぐらい。
4段からなる大滝で、落差は東京タワーよりも高い350mで、
日本一の落差を誇る。
あれ?お隣のハンノキ滝は、
350mを上回る500mの落差じゃないか。
ハンノキ滝が落差日本一では?と思ったら、
常にある滝ではないということで、日本一じゃないみたい。
野球でいうところの規定打席・投球回数に達していないってことか。
橋を渡ると上に行けるので、
より間近に称名滝を見ることが出来る。
ある一点。
水が落ちていく様を凝視する。
まるで生き物のよう。
凄い滝です。
一見の価値大有り。
バスの運賃、安いよ!
この滝の上はどうなっているのだろうか?
とても気になる。
youtubeにあがっていた。
ドローン凄いな。
素晴らしい称名滝を満喫し、来た道を戻る。
その途中、草木を撮影したら毛虫だらけだった。
さらに蛇がいた。
ジムグリかっ!?
何?ジムグリって。
ジムグリについては後日、この散策記に登場予定。
バス停の手前に展望広場・休憩所の案内板があり行ってみたが、
展望という程の景色は望めないので、行く必要無し。
往路と同じドライバーさんが運転する9時10分のバスに乗り、9時25分に立山駅へ。
称名滝の往復に要した時間は、約2時間だった。
参考までにバスで行って、次の称名滝発のバスに乗るイメージ。
時刻表は年度や季節によって変わるようなのですが、
ネットで検索すればすぐ出ます。
以降、「北陸旅行 3日目 PART2 立山〜美女平〜室堂」へと続く。