<北陸旅行 記事一覧>
「北陸旅行 1日目 PART1 白川郷」
「北陸旅行 1日目 PART2 五箇山」
「北陸旅行 1日目 PART3 兼六園と夕食」
「北陸旅行 2日目 PART1 金沢21世紀美術館」
「北陸旅行 2日目 PART2 金沢城公園」
「北陸旅行 2日目 PART2 金沢城公園」からの続き。
金沢城公園からレンタサイクル「まちのり」を利用して近江町市場へ。
途中にあった印象的な建物。
尾山神社。
知る限り神社にこのような中国的な建物があるのを見たことがない。
お参りしたいところだが、
時間的兼ね合いで断念。
チャリを漕ぐこと10分足らずで近江町市場へ到着。
旅行ガイド誌や金沢を紹介するwebサイトで常に混雑と書いてあったが、
その通り、賑わっていた。
この手の市場に来て思うこと。
1.安いな!
2.美味しそうだな!
3.持って帰るの大変。
4.送るの面倒くさい。
5.送料がかかる。しかもチルド。
6.東京でも似たようなものが買えるような気がする。
ということで、買わないんだよなぁ…。
昨晩食べた岩牡蠣とか売っており、
これは流石に東京でもなかなかお目にかからんけどね。
いつも通り買物は諦めて、昼ご飯のお店を物色。
近江町市場ランキング1位の山さん寿司 本店へ行ってみたが長蛇の列。
元来並ぶのが嫌い。
だからディズニーランドも嫌い。
あと、ランキング10位以内の店だったら、
味とか満足度とかコスパとか、
食べちゃったらあんまり変わらないんじゃないかなと。
各々の味覚の違いもあるしね。
「週刊SPA!」の“サラリーマンが選ぶ立ち食いそば満足度ランキング”を読んだけど、
個人的にはまったく当てはまらない順位だった。
1位 富士そば(75票)
2位 ゆで太郎(41票)
3位 箱根そば(27票)
4位 小諸そば(22票)
5位 嵯峨谷 (16票)
5位の嵯峨谷は食べたことがないが、
ワシはブッチギリで4位の小諸そばが好きです。
冷やしたぬきそば二枚盛りの更に二枚盛り(つまり四枚盛り)は、
500円払っておつりがくる。
量だけでなくそばのコシ、つゆの味もワシの舌にあっている。
逆に一番苦手なのは富士そば。
そばもつゆも好きになれない。
これはもう好みの問題でしょう。
話が逸れましたが、
最終的に近江町市場ランキング5位の近江町食堂へ。
なぜここ?
なぜなら誰も並んでいなかったからさ。
あと禁煙。
海鮮系のお店で喫煙OKとか有り得ない。
OKな店は店主が魚にこだわっていないとみなす。
寿司のネタや刺身から漂う微かな風味は、
横でタバコ吸われたら台無しでしょう。
で、ビールと海鮮丼を頼みました。
美味しかったですよ。
でも金沢ならではの感じはない。
1820円も取るならもう少し金沢を感じたい。
正直、渋谷のすし台所屋 渋谷本店のお得丼の方がよい。
ランチ時のすし台所屋のお得丼、540円(税込)です。
コスパ最強。
まぁ、全て個人の意見です。
続いて向かったのは、金沢の人気スポットひがし茶屋街。
近江町市場からレンタサイクル「まちのり」で、10分もかからないで到着。
昔ながらの街並みが残っているとの触れ込みですが、
入口はそんなことはありません。
上の写真からもわかるとおり、路面は綺麗。
店も綺麗。
で、店を見ると金粉!金粉!金粉!
金粉ってそんなに美味いのか?
金粉ストリートを抜けると、昔ながらの街並み登場。
観光目的で整備されている感はあるけど、
歴史的建造物による街並みは心が躍る。
路面はひがし茶屋街の入口と同じだが、
左右に建ち並ぶ建物が異なると、こうも雰囲気が変わるものか。
汗かいたし、昼は(醤油ベースになる)寿司食べたし、
味がしない金粉よりも、甘い餡子が食べたい。
加賀藩御用菓子司。
あまり甘いものを好んで食べる方ではないが、
近所に餡子屋さんがあったせいか、
小さい頃、ドラえもんをよく見ていたせいか、
どら焼きは好き。
夢香山と書いて「むこうやま」。
バラ売り、嬉しい限り。
ひとつ買ってしまった。
152円とは思えない、上品な甘さで、
めちゃめちゃ美味かった!
この後、ひがし茶屋街をぐるっと回る。
きちんと着付けをした着物姿の若い女性を多く見かけたが、
着物は暑いようで、スゲー辛そうな表情で歩いている人もいた。
まぁ、この暑さじゃ仕方ない。
レンタサイクル「まちのり」で金沢駅へ帰還。
コインロッカーから荷物を取り出し、
予定通り16:00金沢駅発富山駅行のIRいしかわ鉄道に乗車。
4人掛けのボックス席に座ったんだけど、
目の前の中年夫婦の夫が、ポケモンゴーをやっていた。
その夫婦が降りた後、
途中の駅で東南アジア系のカップルが乗って来て、
利用者数が少なそうな駅で降りっていた。
この辺で生活しているのだろうか?
車窓から見える光景は、
とても栄えているとは言えない。
駅前に店はないし、
歩いている人もほとんどいない。
どうやって生計を立てて暮らしているのか?
そんなことをボヤっと考えているうちに富山駅に到着。
富山駅すぐ傍の電鉄富山駅へ。
富山地方鉄道本線へ乗り換え。
行き着く先は立山駅。
電鉄富山駅出発時には、そこそこの乗車数で、
思いの外、学生が多かった。
富山地方鉄道本線は、
本数が少ないから通学での利用は大変だろうな。
そして、この日、我が阪神タイガースは、
デイゲームで対ヤクルト戦@京セラドーム。
スポナビで戦況を確認すると、
7回に阪神が逆転して6対4で9回を迎えていた。
ピッチャーは、抑えのドリス。
ドリス…
セーブはリーグ1かもしれないが、
ボール先行型のスーパー不安定なストッパーだ。
この日も振り逃げと安打で無死一、三塁から犠牲フライで1点献上。
振り逃げは、ピッチャーのせいじゃないけど、
二死後、またヒットを打たれて一、三塁。
抑えならバッチと抑えて欲しい。
超やきもきしたんだが、なんとか後続を断ち阪神勝利。
ドリスじゃなくて、桑原を抑えにした方が良いと思うんだけどなぁ…。
阪神の勝利を確認し、スマホの画面から顔を上げて、
車内を見回すとなんと誰も乗っていない!!
貸切。
なんか電車動かしてしまって、申し訳ない気分。
かなりの渓谷を走り抜け、立山駅着。
本日お世話になる立山国際ホテルのワゴンに迎えに来てもらった。
実は今回の旅行で宿泊先やチケットを手配してくれたJTBの人から、
立山国際ホテルは富山駅から送迎があると聞いていた。
電鉄富山駅から立山駅までの運賃は1080円。
送迎を利用すれば、その分浮くので、
この日の朝、立山国際ホテルへ送迎依頼の電話をしたら、
3日前に予約が必要と言われてしまった。
そういえば、JTBの人に「3日前に予約が必要」と言われていたような気がする。
1080円無駄にしたことになるんだけど、
富山地方鉄道本線を貸し切れたし、立山駅からホテルへ向かう途中、
素晴らしいサンセットを見ることが出来たので良しとしよう。
立山国際ホテルにチェックインし、まずは風呂。
天然温泉だけど、大浴場はボチボチかな。
激暑の中、金沢を己の足とチャリで駆け巡った汗を洗い流し、
さっぱりとしたところで、夕飯。
前菜五種盛りと海の幸三種盛り。
五種盛りが大変美味。
酒が進むわけですが、ホテルの酒は高い!
気軽に頼めないよ。
「儲け」ではなく、そこそこの値段で、
酒と料理を楽しんで欲しいという発想は難しいのかな。
小生は酒飲みだ。
酒飲みは如何に安く飲むかを追求する。
余りに高いと貧乏性だから、萎縮して酒を頼まない。
ほどほどの料金設定の方が、
ついつい頼んでしまうのですよ。
事実、この日は生ビール一杯しか飲まなかった。
さておき、料理が次々と運ばれてくる。
富山ポークと海老のカダイフ。
カダイフってなんだ?
文字を入れ替えるとカダフィだぜ。
「大佐」はさておき、
カダイフは、とうもろこし・小麦粉・塩を練って糸状にしたもの。
海老が枕にしているのがカダイフってことか。
悪口を言うつもりはないけど、
富山ポークは、固くて肉屋でバイトをしていた身としては、
かなり微妙でしたね。
ブランド出さない方が良いかも。
この後も富山ポークのミネストローネ、蓮根汁が登場。
美味しい。
そして、ここから凡人には理解できない料理が提供される。
人参うどん。
味は美味いです。
詳しい説明はないけど、人参が擦り込まれているのでしょう。
炭水化物が来た。
これで〆か。
さにあらず。
白海老サラダ。
北陸の名産、白海老は嬉しい。
しかしこのタイミングでサラダ?
一番最初じゃない?
順番無視は引き続きで、もずく。
サラダ食べて、もずく食べて、
おかずが無くなったところで、
トドメの白米(富山米こしひかり)+吸物+香物。
ご飯の順番が理解できないっす。
米を味わえ!ってことか?
どれも美味しいのにもったいない。
以降、「北陸旅行 3日目 PART1 称名滝」へと続く。