<北陸旅行 記事一覧>
「北陸旅行 1日目 PART1 白川郷」
「北陸旅行 1日目 PART2 五箇山」
「北陸旅行 1日目 PART2 五箇山」からの続き。
白川郷から金沢といえばの兼六園へ向かう。
車を飛ばして、金沢市内へ入ると、
流石に交通量が多くなった。
それでも渋滞に巻き込まれることもなく、
石川護国神社の脇のコインパーキングに車を停め、
小立野入口から兼六園に入園。
総面積11.4ヘクタールもあり、
全部を紹介するのは無理があるので、
気になったポイントを幾つか。
日本武尊(やまとたけるのみこと)の像。
明治10年(1877年)の西南の役で戦死した
郷土出身の将兵を祀った慰霊塔。
明治13年(1880年)に日本で初めて屋外に建てられた、
なんと鳥の糞がついたことのない銅像とのこと。
なんでもこの銅像には、通常よりも多くのヒ素が使われていて、
銅とヒ素が接触した際に、鳥が嫌がる電磁波が発せられるそうな。
霞ヶ池。
兼六園のシンボルであり、
多くの人が池をバックに撮影をしていた。
奥に見える建物は、茶屋の内橋亭。
常磐ヶ岡の苔。
一面苔。
苔好きにはたまらない光景。
噴水。
日本庭園で噴水は珍しく、
しかも日本最古のものといわれている。
兼六園には日本最古が多い。
霞ヶ池を水源としていて、
ポンプは一切使用しておらず、自然の水圧で上がっている。
獅子巖。
兼六園三名石のひとつ。
他の2つは龍石、虎石。
瓢池(ひさごいけ)。
かつてこの辺りを蓮池庭といい兼六園発祥の地とのこと。
瓢箪形をしていることからこの名が付いた。
奥に見えるのが安永3年(1774年)に作られた翠滝。
霞ヶ池同様、ここも多くの人が写真を撮っていた。
松の傷。
太平洋戦争末期、昭和20年(1945年)6月に、
軍用航空機の燃料にするために松脂を採取した跡。
井の頭公園にも同様の傷跡を持つ松の木がある。
採取された松脂が、燃料として使われることはなかった。
根上松。
40本以上の根が露出している高さ約15mの松。
盛り土の上に松を植え、徐々に土を取り除いて、
根をあらわしたと伝えられている。
もう少し見て回りたいところだが、
そろそろ閉園時間。
兼六園は、後楽園(岡山市)、偕楽園(水戸市)と並ぶ日本三大庭園なだけあって、
綺麗に整備されているし、見どころも満載。
この景観を維持するの大変だろうなぁ。
因みに後楽園も偕楽園も行ったことがない。
死ぬまでに日本三大庭園を制覇できるだろうか。
兼六園から金沢駅へ。
土曜日の夕方ということもあり、所々渋滞。
運転していて気になったのが、信号の長さ。
1回赤になるとなかなか青にならない。
あと、東京に比べるとみなさんの車の運転が緩やか。
特に右折、左折時は、せかせかしておらず安全運転。
レンタカーを返却後、徒歩でホテルへ。
本日お世話になるのは、金沢マンテンホテル駅前。
駅から近いし、部屋も綺麗だ。
一息ついてから、夕飯を食べる店を選ぶ。
金沢なので魚が食べたい。
のどぐろはマストだ。
ここでメタラー友達のN博士が、
少し前に金沢日帰り弾丸グルメツアーに行っていたことを思い出す。
LINEでオススメの店を問うたら、
すぐにくろ屋との返答。
ただ人気店なので、入れるかどうか…という一文が。
そして、その通りで電話してみたものの満席。
何軒か電話してみたが、どこも満席…。
ヤバイ、ディナー難民になってしまう…。
そんな中、ゆめりという店が、
「8時半には席が空くと思うので、空いたら電話しましょうか?」と。
時刻は19時過ぎだったので、
軽く一杯飲んでからゆめりに行くことにした。
立ち飲み屋の串酒場 大笑(だいしょう)。
店内は煙モクモク。
串焼き屋なので煙は仕方がないが、
クーラー壊れているの?ってぐらい暑い。
まぁ、長居をするつもりはないので我慢。
まずは、サッポロが出しているエーデルピルスなる生ビール!
ドイツ最古の醸造所に認められた正統派ピルスナービール。
初めて飲んだ。
香りが豊かで、ちょっと苦い。
美味い。
アテは、せせりとレバー。
せせりは130円。
レバーはなんとこのサイズで100円!
安いし、美味いし、
もっと食べたいところだが、
この後、のどぐろが控えているので我慢。
生ビールを3杯ほど胃に流し込んだ後、ゆめりへ。
店に着くとすぐに入れた。
先程は生ビールだったので、
今回は、キリン一番搾り 石川に乾杯。
47都道府県の一番搾りは、
各都道府県で味は違うのかな?
石川は、横浜工場製造。
そして、そして、お楽しみの魚介料理!
イカ刺し!
メチャメチャ甘い!!
刺身とくれば、酒は日本酒!
右は獅子の里 純米オリゼー。
左は萬歳楽 獅子吼 純米吟醸 生原酒。
日本酒飲み比べ。
そして!のどぐろの刺身!!!!
これを食べに金沢に来たと言っても過言ではない。
価格は時価。
ということで、今日は幾らなのか聞いたら、
確か2400円ぐらいだったかな。
パクッと口の中に入れたら、
濃厚な味を残しながら、噛まずに溶けてゆく。
激ウマ。
これは凄い!
もう一発のどぐろ。
これも時価で、2000円ぐらいだったかな。
この後も魚介のオンパレード。
イカの沖漬け。
しょっぱくなく、少し甘めで飽きの来ない味。
そして、衝撃だったのが牡蠣。
戦艦ですか?
牡蠣といえば、冬の味覚というイメージだったが、
冬が旬なカキは真牡蠣で、これは夏が旬の岩牡蠣。
今年は牡蠣が原因とみられるノロウィルスが流行ったため、
一瞬、注文するのを躊躇したが、頼んで大正解。
海のミルクを多分に感じる味わい。
いやー、流石、金沢。
魚介美味い!!
日本酒もガンガン飲んじゃいました。
ホテルに戻り、大浴場に浸かってさっぱりしたら、
疲労と飲酒のため、歯も磨かずにベッドに倒れ込んで寝てしまった。
部屋で飲もうと思って、酒とツマミ&モナカを買っていたのだが…。
以降、「北陸旅行 2日目 PART1 金沢21世紀美術館」へと続く。