2018年02月07日更新

ジーノ・ロート

2月6日。


ゲイリー・ムーアの命日。


であることをメタル仲間のN博士からのLINEで知った。


もう7年も前なんだ。


生憎、いつも持ち歩いているiPodを家に置いてきたため、
帰宅したらゲイリー・ムーアを少し聴こうと思っていた。


10時半に帰宅し、風呂に入り、
夕飯を食べながらゲイリー・ムーアの「After The War」を再生。


そして、LINEを立ち上げると、
なんとN博士からジーノ・ロートの訃報が…。


HR/HMが好きじゃないと、「誰?」だと思いますが、
ジーノ・ロートは、ドイツが生んだ才能溢れるギタリストでありソングライター。


70年代のスコーピオンズで活躍したウリ・ジョン・ロートの実弟で、
ZENOというバンドを結成し、1986年に1st「ZENO」でデビューするも、
売上・評価も芳しくなく、音楽業界に嫌気がさしてバンドは解散。


残されたメンバーのトミー・ハート(vo)、ウレ・リトゲン(b)等により、
結成されたのが、日本で未だに人気の高いフェア・ウォーニングだ。


フェア・ウォーニングは、キャプテン和田のラジオ番組で、
デビュー前に「Long Gone」という曲を聴いた瞬間に虜になった。


発売日にデビューアルバム「Fair Warning」ご購入。





以降、フェア・ウォーニングは、お気に入りのバンドとなったのですが、
私がZENOの存在を知ったのは、このフェア・ウォーニングがきっかけ。


ZENOをいつ聴いたかは覚えていないが、
当然ながらフェア・ウォーニングの方向性とかなり近く、一発で気に入った。


以下、ZENOのディスコグラフィー。


「ZENO」(86)
「Zenology」(94):未発表曲集
「Listen To The Light」(98):2nd
「Zenology II」(05):未発表曲集第2弾
「Runway To The Gods」(06):3rd


32年間でリリースしたアルバムはたったの5枚。
しかも完全オリジナルは3枚だけという少なさ。


なんだけど、全アルバム名盤。


「Zenology」、「Zenology II」は、未発表曲集とは思えないクォリティの高さ。


フェア・ウォーニングで再演される「Heat Of Emotion」、
「Call Of The Heart」は勿論のこと、美しい旋律のオンパレード。


「Is It Love」「Together」「Surviving The Night」…マジで痺れる。
聴く度に涙が出る。


かつてこのブログで、恒川光太郎の「貌の神」を紹介した際に、
「Zenology」を引き合いに出している。


オリジナルアルバム「Listen To The Light」、「Runway To The Gods」も、
捨て曲ゼロ。


ジーノ・ロートのギターのフレージングの美しさ、
ソングライティングの能力は天才的。


これほど魂を揺さぶられる曲を大量生産する人は稀有だ。


何度も何度も背中に電流が走る。


兄のウリに比べて知名度は低いし、
語れることも少ないけど、本当に優れたミュージシャンだと思う。


12年も前にリリースされた「Runway To The Gods」が遺作となった。


近年、目立った活動もなかったが、
もうジーノ・ロートの新作を聴く機会がないのか…。


残念でならない。


ZENOの残した5枚の作品。
全部、宝。









超豪華

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コメント (3)

クニ:

沖縄に行くとTシャツ屋ドットコムによるのですが、たまたまこちらのブログのぞいたらHR/HMを熱く語られていたのでついつい読んでしまいました〜。
ジーノさん亡くなられていたんですね〜。
残念です。
フェアウォーニングの曲、久々に聴きました。
和田さんは、FM大阪ですよね。たぶん。
僕もその流れで買ったと思います。

伊藤P:

クニさん


コメント及び、Tシャツ屋ドットコムを御愛顧頂きましてありがとうございます!
Tシャツ屋ドットコムのTシャツ最高ですよね!


家にあるTシャツの90%がTシャツ屋ドットコムです。


生地良し、縫製よし、デザインよし!
襟首がすぐにヨレヨレになる●ニクロの1000円Tシャツとはまるで違います。


伸びて捨てたとか殆どないです。


ジーノ・ロート。
本当に残念です。


彼の功績は自身の優れたアルバムはもちろんの事、
フェア・ウォーニングの礎を築いたことだと思います。


ジーノ無くして、フェア・ウォーニングはなかった。


キャプテン和田のラジオは、メタル友達のH博士の情報によると、
FM東京の「ヘビーメタルボンバー」という番組だったようです。


FM東京はHR/HMのイメージがなく、意外でした。


お住まいは大阪ですか?
FM大阪はFM東京のネット局なので、
「ヘビーメタルボンバー」は関西では、
FM大阪でオンエアされていたのかもしれません。


因みにメタル友達のH博士も、
キャプテン和田のラジオを聴いて、
フェア・ウォーニングを知ったそうです。


またHR/HMで語れたら嬉しいですね。


昨年末にTOTOに関して、腹の立つコメントがよせられて以来、
音楽記事の対するコメントに若干恐怖心を抱いていたのですが、
(TOTO記事へのコメントは、あまりにムカツイたので、公開していません)
クニさんの温かいコメントで励まされました。


引き続きTシャツ屋ドットコムのTシャツ同様、
本ブログ、ご愛顧いただければ幸いです。

Anonymous:

番組名、東京では有名でしたよね〜。
大阪は、キャプテン和田のキャプテンロックだと思います〜。
のちに802での放送になりましたが。
自分も昨年までは、音楽業界に少し関わっていたので、色々と勉強しました。笑
鬼太郎や、マブヤーTシャツお気に入りです。
こないだウルトラマンのスタジャンとても気になりました。笑

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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