2018年07月25日更新

六浦〜田浦〜鎌倉 Part2 八景苑

<六浦〜田浦〜鎌倉 記事一覧>
「六浦〜田浦〜鎌倉 Part1 序章」




「六浦〜田浦〜鎌倉 Part1 序章」からの続き。


これまで父の墓がある八景苑には、マイカーで行っていたが、
今は車がないので、必然的に公共交通機関を利用。


八景苑の最寄駅は、京急逗子線の六浦駅。


事前リサーチをすると、
地元吉祥寺からだと1時間半ぐらいかかる。
運賃もそこそこする。


折角、時間と金をかけて遠路遥々行くのだから、
第一目的である墓参りの後、散策へ繰り出すことにした。


グーグルマップを見ながら、散策ポイントを探し、
幾つか目星を付ける。


当日の朝、早目に家を出て吉祥寺から中央線で新宿へ。
激混雑の山手線で品川まで行ったんだが、品川駅は阿鼻叫喚。


花火大会のようの人の波。
駅のホームへ降りる行列が出来ていた。


どんだけぇ〜。


京急逗子線を乗り継いで、
9時半過ぎ、六浦駅に到着。


IMGP0002_RRr.JPG
駅舎がメッチャ撮り難い駅だ


駅前のコンビニで仏花を売っていたので、
朝食用のおにぎりと一緒に購入。


本当はレストランとかファストフード店で、
ゆっくりと朝食を摂りたかったのだが、
六浦駅周辺には無かった。


おにぎりを食べながら八景苑を目指し、
神奈川県道205号金沢逗子線を歩く。


2018年は桜の開花が早かった。


すでに満開。


IMGP0004_RRr.JPG


3月下旬だというのに汗ばむ陽気の中、
坂道を登って行く。


20分ほどで八景苑に到着。


IMG_3169_RRr.JPG


この時期に来たことがなかったので、これまで気が付かなかったが、
桜の木が植樹されていた。


ペンタックスのデジイチを持って行っていたのだが、
ISOを調節しても白くぶっ飛んだ写真しか撮れない。


iPhoneで調べてみたら、
同じ症状を訴えているサイトが幾つかあった。


iPhoneの方が綺麗に撮れるような気がする。


八景苑の敷地内に足を踏み入れる。
久々だが変わらない光景だった。


父の墓に行くと、少し雑草が生えていた。


haka_RRr.jpg
ちょっと事情があって家名は消しています。


多磨霊園にある母方の墓と比べると、超絶掃除が楽だ。


敷地面積の違いもあるが、
そもそも雑草が生えにくい施工になっている。


続いて墓石に刻まれた家名をタワシで洗う。
アオカビ?苔?
緑色の物体を削ぎ落した。


六浦駅前のコンビニでかった仏花を供え、
線香を焚いて拝んだ。


父が死んで12年。
父の不徳に対する怒りはもうない。


裏切り行為だったかもしれなけど、
そうなってしまった理由も、
今ではわかるような気がするから。


いつもよりも長く手を合わせた。


超自分勝手な邂逅。


だけど、これまでの数多の父方・母方、双方の墓参りの中で、
これほど墓参りに行きたい、行かなければと思ったことはない。


今の私に父だったらどのようなアドバイスをしてくれるのだろうか。


IMG_3173_RRr.JPG


八景苑を後にし、予め調べておいたスポット、
鷹取山へと向かう。


以降、「六浦〜田浦〜鎌倉 Part3 鷹取山」へと続く。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.t-shirt-ya.com/blog/cgi/mt-tb.cgi/2758

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




リンク

プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
Powered by
Movable Type