2018年07月06日更新

デフ・レパード レア曲演奏リクエスト

10月にデフ・レパードが来日する。





本公演では超名盤「Hysteria」を全曲演奏するという触れ込み。


アルバムの曲順に演奏する完全再現ではないのがポイント。


アルバム完全再現は、次に何をやるのかという、
ライブならではの楽しみがなくなるので、否定派。


「Hysteria」を完全再現して、
アンコールで「Photograph」「Rock Of Ages」やって終わりだったら、
行きたいと思わんかった。


「Hysteria」収録曲のうち、私が見に行った日本公演で演奏していないのは、
「Don't Shoot Shotgun」「Run Riot」「Excitable」「Love & Affection」。


人気アルバムだけあって、未演奏曲は12曲中たったの4曲。


アルバム「Hysteria」以外の名曲に混ざった形で、
この4曲を生で体験出来るのは、正直嬉しい。


で、本日、メタル仲間のN博士から、
デフ・レパードとメタル専門誌「Burrn!」との連動企画で、
「レア曲演奏リクエスト」が始まったことを教えてもらった。


UDO公式サイトのニュースページ


勿論、リクエストします!


しかし、メチャクチャ迷う!
超迷う!
俺的迷宮入り!!


よし!ファーストからリクエスト曲を1曲ずつ挙げてみよう!


個人的ローカルルールとしては、
私が見に行ったライブでやっていない曲、
バンド公認カタログには収録されていない曲から選ぶ。


■1980「On Through The Night」
現在のデフ・レパードのライブで、このアルバムから演奏される曲は皆無。
あっても「Wasted」。


リクエスト企画を知って、ファーストを聴き直したんだけど、
このアルバムを完全再現して欲しいと思うぐらい名曲揃い。


散々迷った末に選んだのは…


「Answer To The Master」



インペリテリの曲じゃないよ。


イントロリフ、シラタマ中心のAメロのケツに入るベースライン、
キャッチーなサビ、ドラムソロ、ファンキーな展開。
ギターソロも比較的自由だし、フィルとヴィヴが弾きまくれる。
ボーカルもハイトーン。
メンバー全員の見せ場がある。


■1981「High 'N' Dry」
収録曲12曲中、半分の6曲ライブで見ている。


「On Through The Night」が聴きたいが、
ライブ盤「Viva! Hysteria」に収録されているので却下。


このアルバムは、AC/DCで名を馳せたマット・ランジのプロデュース作。
モロにAC/DC風の「No No No」かな。





■1983「Pyromania」
このアルバム収録曲も、多くがライブで演奏されている。
80年代のデフ・レパードの代表曲に成り得るのに、
「Adrenalize」ツアー以降外された「Die Hard The Hunter」が見たい!


でも「Hysteria」ツアーではやっていたし、ライブ映像も残っている。


となるとリクエストは、「Comin' Under Fire」かな。





アルバム「Pyromania」に収録されているどの曲も構成力、半端ない。


■1987「Hysteria」
全曲再現ゆえ、スルー。


■1992「Adrenalize」
これは簡単。
シングルカットされているのにライブでやっていない。
「Stand Up (Kick Love Into Motion)」



ビデオクリップの世界観は、ヴィム・ヴェンダース&ピンク・フロイド


「Adrenalize」発売当時、「ギターマガジン」にこの曲のスコアが掲載され、
必死にコピーした思い出の一曲。


因みにエレキではなく、
父親が使っていた反りまくりのアコギでコピっていたんだけど、
イントロのアルペジオとか押弦が辛かった…。


■1993「Retro Active」
コンピアルバムなので、これ!ってのがないのですが、
「Desert Song」は、デフ・レパードぽい一曲かと。





■1996「Slang」
問題作。
難しいね。


このアルバムの中では「Slang」「Work It Out」が好きだけど、
ライブで見ている。


強いて挙げるならば「All I Want Is Everything」かな。
別にライブで聴きたいとは思わないけど…。





■1999「Euphoria」
“ria”三部作なのにこのアルバムからの曲が、
演奏されなくなって久しい。


そこそこ聴き込んだアルバムなんだが、何故かあまり思入れもなく、
ゴージャスなパワーバラード「Guilty」でいいやのレベル。





■2002「X」
印象[の薄いアルバムなんだけど、1発チョイス。
「Torn To Shreds」





生々しいロックぽさはない。
でもサビのメロディラインは美しい。


ブリッジからの短いギターソロとコーラスワークは、
まさにデフ・レパード印!


■2006「Yeah!」
カバーアルバム。
デフ・レパードでスライドギターが見たい!
楽しそうに歌うフィル・コリンの歌声が聴きたい!
「Stay With Me」



演奏は2分30秒ぐらいから。フィル・コリン「SAW」化。


■2008「Songs from the Sparkle Lounge」
誰も認めてくれないけど、
2000年以降のデフ・レパードのアルバムの中で最高傑作。


サビを一緒に大合唱したくなる「Tomorrow」





とてもメロウな曲だ。
「Torn To Shreds」にとても似ていると思う、
ってことを発売当初のアルバム評でも書いている。


参考記事
Def Leppard 「Songs From The Sparkle Lounge」


■2015「Def Leppard」
メンバー全員がボーカルをとる「We Belong」以外、考えられない。





この曲、アンコール一曲目の定番にして欲しいぐらい。


以上、アルバムごとのリクエスト曲選考完了。


「On Through The Night」:Answer To The Master
「High 'N' Dry」:No No No
「Pyromania」」:Comin' Under Fire
「Adrenalize」:Stand Up (Kick Love Into Motion)
「Retro Active」:Desert Song
「Slang」:All I Want Is Everything
「Euphoria」:Guilty
「X」:Torn To Shreds
「Yeah!」:Stay With Me
「Songs from the Sparkle Lounge」:Tomorrow
「Def Leppard」:We Belong



この中だったら「Stand Up (Kick Love Into Motion)」、
もしくは「We Belong」かなぁ。


個人的なルールを取っ払うなら、
1曲目に「Stagefright」をやって欲しい。


ただ1曲目じゃないとダメ。


出来れば、武道館なんで、幕を張っておいて、
「I say welcome to my show」で幕をバッサと落として欲しい。


更に欲を言えば、レギュラーチューニングでお願いします!!


リクエスト締め切りは8月25日。
まだちょっと先。
じっくり考えよう。




【追記】
じっくり考えた結果、
「Stand Up (Kick Love Into Motion)」
にしました。


理由はいろいろあります。


でも本当は「Stagefright」が聴きたい。
一曲目に聴きたい。


私の人生を変えた一曲。


何度か来日公演でやっている。
「Viva Hysteria」にも収録されている。
この曲がレアなのかどうかもわかりません。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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