「海 2019 PART2」からの続き。


朝、6時過ぎいつも通り誰よりも早く起床。


外を確認すると晴れている。
風もない。





本当に台風が来るのだろうか？


この日はもう海で遊ばないと決めていたので、
焦ることもなく宿でみんなが起きるのを待つ。


飯田ファミリーの部屋を覗いてみると、
リュウちゃんがお目覚め。


1日以上一緒にいたけど、
大泣きとか一度もない。


チエちゃんに聞くと、
慣れない環境で疲れて、
良く寝てくれたのかもとのこと。


熟睡したからか、リュウちゃんは上機嫌。


朝食は宿が用意してくれるパン。
数年前からスタートしたサービスだ。


冷蔵庫に残っていたベーコンを焼いて、
パンにはさんで食べた。


これで用意した食材は、ほぼ使い切った。


食べ物を無駄にしない。
素晴らしいことだ。


朝食後、部屋を片付け、
荷物を車に積んで、海のおばちゃんに挨拶へ。





天気は良いが、風が強い。


この風では、浜辺で何もできなさそうだ。


しかしながら、ハタさんとＭちゃんの２人は、
もう少し海で遊んでから帰るとのこと。


あまり無理しないように！


海の家で昼飯を何処で食べるか相談。


結果、伊豆高原で金目鯛を食べることに。


丁度、ヤスさんファミリーも伊豆高原付近にいるとのことで、
うまくいけば会えるかもしれない。


午前10時、飯田号といけちょ号に分乗して、
伊豆高原に向けて出発。





さらば2019年の海よ。


こんなに早い時間に海を出発したことは、
過去一度もなかった。


台風は接近しているものの、
まだ晴れていたこともあり、
これまで帰路では見たことのなかった光景を目にすることが出来た。


太陽の日射しを浴びながら、
悪友Ｉが運転する車中に流れる曲は、ＴＵＢＥ。


夏はまだまだ続く！


しかし、そんな天候も徐々に下り坂に。





波が立ってきた。


湾岸線は高波による通行止めになる可能性大だ。


海を出発して1時間20分ほどで伊豆高原に到着。


訪れたお店は伊豆高原駅直結のおかりば。





往路の車中で登場した金目鯛の塩焼が超絶美味い店とは、
この店のこと。


前日、ヤスさんファミリーもこの店で昼飯を食べている。


海鮮丼とセットで、
金目鯛の煮付、みそ煮、塩焼、みそ焼の4品から1品選べる。


悪友Ｉ、Andoさん等、一度食べたことのある面子は、
塩焼押し。


ってことで、塩焼。





いただきます！


金目鯛は程よい塩加減で、素材のそのものの味を引き出している。
美味！


金目鯛に負けないぐらい海鮮丼の刺身も美味い！


これで2000円は安い！！


7人中6人が塩焼をオーダーし、その味を堪能する中、
唯一、Ｙ君だけはみそ煮。





少しみそ煮を食べさせてもらったんだけど、
これがめちゃくちゃ美味かった！


みそ煮にすれば良かった！


海鮮丼なので、金目鯛用の白飯がない。


白飯が欲しくなる。


それはみそ煮を食べていたＹ君も同じようで、
海鮮丼のご飯を少し残して、
みそ煮のタレをかけて食べていた。


絶対に美味いでしょ！


全員が食べ終えた頃、
店員さんがデザートを持ってきた。


白い物体がなんだったか覚えていないが、
杏仁豆腐かババロアだったか。


それはともかくトッピングに問題があった。


小倉３
みかん２
ぶどう１
甘梅１


金目鯛の塩焼には甘梅が付いていた。


よって梅は被るのだ。


みんな梅は食べたくないってことで、
食べたいものを挙手となり、
小倉で悪友Ｉ、ぐっさん、いけちょさん、小生が手を挙げた。


ちえちゃん、Andoさん、Ｙ君はそれぞれ、
小倉以外で好きなものをチョイス。


梅が残った。





小倉を選んだ4人でジャンケンした結果、
アイコ1回の後、小生グーで他の3人がパー。


一発で負けた。


前夜のトランプといい、
本当に勝負運がない…。


みんな大爆笑するなか、
美味しく梅を頂きました。


がっ！梅の種に尖ったところがあり、
口の中を少し切りました（涙）。


まぁ、デザートはともかく、
海鮮丼も金目鯛も美味しかった。


今回は早い時間に切り上げて来たからランチにありつけたが、
通常だったら無理なので、
次回来る機会はなかなか無いかもしれないが、
再訪した際には、みそ煮かみそ焼を食べたいな。


この時、ヤスさんから西湘バイパスが、
通行止めになったとの知らせが入った。


すげー近くにヤスさんファミリーがいたのだが、
台風接近に伴に早めに帰路に就くとのことで、
今年は会えなかった。


少しぐらい会いたかったが、仕方がない。


店を出て駐車場へ向かう途中にあった石。





江戸城富士見櫓の築城石。
伊豆の自然石。


この巨大な石は重さ12トンもあり、
木をスキー板のように活用し、
丸太の上を引っ張る御石曳きという運搬法で運ばれた。


木の上に12トンもの石をどうやって乗せたのだろうか？


こんな巨石を何個も何個も切り出しては運び出す。
気の遠くなるような労力の末に、江戸城が完成した。


さて、そろそろ13時だが、晴天で風もない。


台風は何処にいるのか！？


（あまりあてにならない）Yahoo!の雨雲レーダーをチェック。





予報よりも速度が落ちたのだろうか？


日帰り温泉に浸かるという案もあったが、
台風接近を考慮して、それも無しとした。


一行は伊豆高原を出発して、お土産購入のため、
昨年夕飯を食べた伊東マリンタウンへ。





お目当ては、昨日、ぐっさんが伊東駅で買ってきてくれた
祇園のいなり寿し。


伊東マリンタウンで販売しているとの情報を得て赴いた。


がっ！
しかし、台風の影響で生産を抑えたため、売切れ！


残念！
だけど、各々お土産を購入。


西湘バイパスが通行止めとのことで、
沼津在住で土地勘のあるいけちょさんの先導の元、
いつもとは違う迂回ルートで帰ることにした。


途中の湾岸線。
サーファーにとって台風は、波を生み出す源。





どこをどう通ったのかさっぱり覚えていないが、
途中にあったセブンイレブンで休憩し、
いけちょ号に乗っていたAndoさんとぐっさんが、
悪友Ｉ号へ乗り移った。


悪友Ｉ号は、TUBEが流れていたが、
いけちょ号は、いけちょさんセレクトの昭和歌謡曲で、
大いに盛り上がっていたようだ。


昭和話から、Anodoさん所有の川島なお美の写真集が、
数十年前にいけちょさんに貸したままになっていることも判明。


川島なお美といえば、我々の世代は「お笑いマンガ道場」。


「だん吉、なお美のおまけコーナー」が、
かなり印象に残っている。





後に「失楽園」とかワインとか、色々と叩かれることもあったけど、
当時の川島なお美は、それはそれは可愛らしかった。


もうこの世にいないなんて…。


因みに「お笑いマンガ道場」の司会を務めていた柏村武昭さんの息子は、
小生より確か１〜２歳ぐらい上で、
同じ小学校に通学しておりました。


彼の卒業式には柏村さんも来ていて、
サインをもらいました。


それはさておき、多分、三島あたりでいけちょさんとサヨウナラ。


このルートは初めてで、景色が奇麗で楽しかった。





シャッターチャンスを逃してしまった…。


この後、新東名高速道を通って東京を目指す。


そして、港北ＰＡの手前で、バケツをひっくり返したような雨。





でも、3分後には晴れ。





この後、渋滞に少しはまりつつも、
台風による通行止めなどは食らわずに東京へ。


用賀駅でぐっさんとお別れ。


そこから環八、井の頭通を経て、伊藤家に到着。


時刻は18時。


こんな早い時間に海から帰ってくるとは…。


悪友Ｉ、チエちゃん、Anodoさんともお別れ。


いつもだったらスゲェ寂しんだけど、
理由が幾つかあって、今年はあまりそう思わずに済んだ。


ずっと運転してくれた悪友Ｉに感謝。


伊東マリンタウンを出発してから吉祥寺に着くまで、
LINEを使ってみんなの状況を報告しあっていた。


電車で帰還するハタさんとＭちゃんは、列車に乗り込み、
ヤスさん一家も無事に帰宅との報。


そんな中、きとちゃんファミリーが、
真鶴道路の迂回路で大渋滞に嵌っていると
17時頃に連絡が入って以降、音沙汰なし。


小生が帰宅してから、いけちょさんや、
用賀駅で別れたぐっさん、悪友Ｉ、Andoさんも、
自宅に着いたとの報告があったものの、
きとちゃんからは無い。


き、きとちゃん、大丈夫か！？


その後、20時半頃にきとちゃんからLINEが。


ちょっと前に帰宅したと。
この日、最も自宅に近い場所から、しかも一番早く帰路に就いたのに、
台風の影響による渋滞で、自宅到着が一番遅くなってしまった。


お疲れ様でした！！


この頃になると、東京の天候も荒れてきた。
そして、数時間後、台風15号の猛威を体験することになる。


もう数週間前のことだけど、
千葉県は未だに普段通りの生活を営めないでいる人が多くいる…。


さて、2日目のレポートは、ほとんど復路の道中での出来事。


2日のうち、1日しか海を楽しめなかったわけだけど、
台風の接近がほぼ確実となった時、
両日ともアウトかもしれないと危惧していた。


しかしながら1日目は、雨なし、風なしの晴天で、
この1日を楽しもう！と心に決め、
実際に楽しめたので満足度は高かった。


まぁ、あとは毎度のことだけれど、
やっぱりあの時間を共有した仲間が、最高！


「何処へ行ったか、何を食べたか」ではなく、
「誰と何処へ行ったか、誰と何を食べたか」が重要。





また来年！