遂に来た。この季節。待ちに待ったこの季節。そう、「劇場版クレヨンしんちゃん」の季節だ。
待望の最新作は「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」。ということで西部劇だ。
「クレしん」伝道師は見たぜ、今年も子供たちに囲まれて。
正直、前半はギャグが少なめのゆったりとした進み具合でテンポが悪いというのは否めないのですが、後半はそれを帳消しにする荒唐無稽“モウーレツゥゥゥ!!!”の怒涛の展開。
アクション映画として完成度がかなり高いと思う。ハラハラドキドキするし爽快感もある。子供たちが興奮すれば、伊藤も大興奮!!(というか一番伊藤がフィーバーしてたかも。。。)
そして、合間に入るお決まりギャグに場内は大爆笑。子供たちが笑えば、伊藤も大笑い!!(というか一番伊藤がバカ笑いしていたかも。。。)
恒例のオープニング粘土アニメのテーマが、「オラは人気もの」に戻っているのも嬉しいぜ。子供たちが歌を口ずさめば、伊藤も口ずさむ!!(というか一番伊藤がうるさいかも。。。)
やっぱり、「クレしん」は子供たちに囲まれて見なければならないと痛感。ノリが違う!ノリが!!
この所の「クレしん」のテーマは家族愛がメインになっていましたが、今回、野原家(ひろし、みさえ、ひまわり、シロ)の活躍度は低い。
その分、しんちゃんのお友達であるカスカベ防衛隊(風間くん、マサオくん、ボーちゃん、ネネちゃん)が大活躍。テーマを彼等との友情に絞り込んでいる。
そんな訳で、家族愛にも弱いが、友情にも弱い伊藤はその友情に泣けたよ。。。一緒に「カスカベ防衛隊ファイヤァァァァァァ〜!!!」と叫んでいたよ(心の中でね)。これで「オトナ帝国の逆襲」以来、4作連続泣いたよ。(前作「栄光のヤキニクロード」は笑いすぎて泣いた)
また、子供たちには判る訳ないのですが、本作にはある名作西部劇のキャラクターたちがゲスト(?)出演しています。
伊藤は子供の頃から憧れていた俳優たちが出演しているその映画が大好きでした。しんちゃんとの“夢の共演”に感動を覚えました。
「ヤキニク」では「地獄の黙示録」的要素がモロ出てくるように、名作映画へのオマージュも「クレしん」の魅力のひとつ。
泣いて笑って、気分爽快。そして、ニンマリできる。やはりクオリティ高いシリーズですな。
どんな映画よりも毎年最も楽しみにしている「クレしん」シリーズ。「見終わって寂しくない?」と聞かれるのですが、早くも来年の新作が楽しみとなるのであった。
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