いよいよ夏到来。映画業界も掻き入れ時を迎えました。
毎年そうなんですけど、夏休み映画には続編ものが何本か公開される。
続編ものはパート1を越えないと良く言われ、伊藤的にもパート1より面白いか、それと同じぐらい満足した作品は少ないような気がする。
今年は先陣を切って公開され、予想通りの大ヒットを記録している「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」、そして「スパイダーマン2」、「シュレック2」と続く。
配給会社の人から言うなと言われているので、小声で言いますが、ヴィン・ディーゼル主演のSF超大作「リディック」もちょっぴり続編だったりする。
伊藤は頑張って上記全作品の鑑賞を達成した。以下、個人的な感想。
まず「ハリポタ」。パート1を見た直後に後ろの女が「この映画は純粋な人が楽しめるのよねぇ〜」と言っていた。あぁ、俺はどうせ心が荒んだ人間さ。全く世界観に入れんかったよ。パート3までの2年半。ますます擦れちまったから今回もやっぱり。。。
第一、あの魔法学校でのハリー君の優遇が気に入らんのですよ。特にパート1のラストのクラス対抗戦の結果は酷い。ライバルのドラコ君のクラスがかわいそう。子供の教育上絶対に良くないと思う。まぁ、「ハリポタ」の場合、伊藤があんまりと言った所で、興行になんら影響を及ぼすことはないでしょう。
次に、「リディック」。ごめん。前作の方がおいらは好きだ。
そして、「シュレック2」。パート1を見た時は、素直に面白いと思ったんだけど、その後に見た「モンスターズ・インク」の方が好きだった。その年に新設されたアカデミー賞の長編アニメーション部門で作品賞を受賞したのは「シュレック」だった。以来、「シュレック」は伊藤の中で敵になった。(賞に左右される自分が嫌だ。。。)
よって、敵陣に乗り込む気分で「シュレック2」を見た。始まって1分。ミイラ取りがミイラになった。相当、面白かったぞ。パロディが多いので、元ネタの知識によって左右される感はあるけど、伊藤は知っているから問題ない。パロディ抜きにしても伊藤的にはグレートだった。新キャラの猫(声はアントニオ・バンデラス)がいいね。あと、クッキーマン。君は素適だ。
最後に「スパイダーマン2」。たまたま本コラム多数登場の悪友Iと一緒に見たのですが、上映終了後の第一声が共に、「ちょ〜〜〜〜〜おもしれぇ〜〜!!」。
パート1から続く、ヒーローものとは思えないドロドロな人間関係に、サム・ライミ独特のユーモアが絡む。主人公の心の葛藤が深ければ深いほど、アクション・シーンに爽快さをもたらす。ヒロインがブスで、好きな男がコロコロ変るビッチというマイナス点を充分に補う濃厚さ。アメリカ映画の超大作で久しぶりにエクスタシーを感じた作品だった。
以上、あくまで主観ですので、皆さんは皆さんで好みにあった作品を選んで見て下さいね。
最後にちょっと卑猥だけど、スパイダーマンの糸は、男のイチモツと同じ性質を持っている事が判明したぞ。これは原作にないオリジナルな要素だ。「スパイダーマン2」を見ればわかる。
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