以前にも触れましたが、我々を含め媒体の方々は、マスコミ試写という配給会社が開催する試写で公開前に映画を見ることが出来る。
各配給会社が持っている試写室や、映写設備を備えている施設とかが会場となる。
マスコミ試写が行われる試写室は広いところもあるけど、かなり窮屈だったり段差があまりないところもある。
よって、後者の場合、隣に誰が座るか、前に誰が座るかは結構重要。図体の大きい方が横に座るとかなり圧迫感がある。特に夏場は要注意だ。まぁ、臭いケースもあるんだな。
頭の大きい方が前に座るとかなり目障りである。特にボサボサ頭は要注意だ。
だから伊藤はなるべく早くに会場に行って、端っこに座るし、スクリーンとの距離に余裕がある会場では、最前列に座るようにしている。
しかし、いくら努力をしても凶と出る場合もある。先日、試写に行き最前列に座る。横には細身の男性。臭いもなし。完璧だ。
ところが、試写が始まると右隣の男性は、指を口の辺りに持ってきて、唇をなぞるように動かす。1分ぐらいやってピッタと止まり、そして、再び同じ行動を繰り返す。
もう目障りで目障りで映画に集中できない。暫く我慢していたが、限界値に達し、「すみません、あの指を動かすの止めて頂けますか?」と丁重にお願いした。その男性は素直に受け入れてくれて、その後はその行為を止めてくれた。
多分、男性は無意識のうちにそういう動きをしていたと思う。悪意は全くないので、仕方ないケースと言えるのですが、その他にもいろいろなことが試写室では起こる。
携帯電話が鳴る。
携帯電話に出る。
そのまま中で話す人もいれば、外に出て話してまた戻ってくる人もいる。
あと、試写室は飲食禁止。でもバリバリ食べる人もいる。(弁当食う人もいたらしい)あぁ、そう言えば前の会社の偉い人も試写室でサンドイッチ食ってたなぁ〜。
あっ、あとガムをクチャクチャ噛む人ね。(これが一番ウザイ)
こういうマナー違反をする人たちはメイビー、ライターさんとか映画評論家の方々ではなく、映画に出資しているスポンサーの重役だったりと、あまり試写に慣れていない方々なのでしょう。
と、以前までそう思っていた。
ちょっと前の試写で、某テレビ局の映画枠で解説をされていて、比較的著名な映画評論家の方が上映中に時間の確認のためか折畳式携帯電話を開いた。携帯を開くことにより、暗闇の中に携帯画面の明かりが燈る。当然、その明かりが視界に入った他の方々は一斉にそちらを見た。
直接本人にその場で注意しなかった自分もいけないし、あんまりこういう場で一方的に他人の誹謗中傷はしたくないけどさ、ちょっとがっかりしてね。。。
それから、モゾモゾ動く奴。後ろの人が迷惑なんだよ。先日もかなりモゾモゾ動く奴がいた。しかも最前列のど真ん中で、髪もボサボサ。
誰だよ!
って、俺だよ。。。俺。。。
すいません。。。試写ハシゴして、お尻が痛く痛くて。。。我慢できませんでした。後ろの方ご迷惑をお掛けいたしました。。。
というように試写室では様々なドラマが繰り広げれらるのであった。
ということで、映画館でも鑑賞の際、マナーには気をつけましょうね!
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