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伊藤Pの部屋 P的映画のススメ
[ 裏 伊藤Pの部屋 ]
#161 「癒しの『包帯クラブ』、たそがれの『めがね』」
■『包帯クラブ』
誰にでもある苦い思い出の場所。
そんな場所に包帯を巻いて傷を癒してあげますよ!
ってな活動をしている高校生のグループ“包帯クラブ”。
参加しているメンバー自体も傷を負っており、人の傷を治していくうちに、自分たちの心中を告白するようになる。
そんな青春群像劇だ。
小学生の10人に1人が鬱傾向なんていう統計も出ているぐらい、病みまくっている日本社会ですから、
どの世代でもみーんなそれ相応の悩みはあるもの。
極論言っちゃうと悩みのない人なんていないよねぇー。
誰かに話せば意外とスッキリしたりするんだけど、辛い体験を人に話すのは中々勇気のいること。
でも、一歩踏み出して友達に告げてみれば、心の傷は癒されるかもしれない。
まぁ、癒されるというか、
胸襟を開くことによって得られる相手の言動をまた自ら咀嚼し、自分の中で納得・解決して次に繋げるられるか否かなのだと思う。
人間はそういった悩みや苦しみを経験して、ひとつひとつ乗り越えて強くなっていくのでしょう。
“人生はロールプレイングゲーム”だ。
当然、伊藤Pにも経験のある事柄なので、
『包帯クラブ』を見て改めて友達を大切にしなくちゃいけないなぁーと思った一本。
“友達は財産”だ。
柳楽優弥の怪演も良かったし、石原さとみも今時の高校生な感じが出ていた。
堤幸彦監督にしてはあまりトリッキーなシーンがなかった。
しかし、『大帝の剣』もあって、ほぼ同時期に『自虐の詩』も公開される堤監督。
器用すぎる。。。
誰にでもある苦い思い出の場所。
そんな場所に包帯を巻いて傷を癒してあげますよ!
ってな活動をしている高校生のグループ“包帯クラブ”。
参加しているメンバー自体も傷を負っており、人の傷を治していくうちに、自分たちの心中を告白するようになる。
そんな青春群像劇だ。
小学生の10人に1人が鬱傾向なんていう統計も出ているぐらい、病みまくっている日本社会ですから、
どの世代でもみーんなそれ相応の悩みはあるもの。
極論言っちゃうと悩みのない人なんていないよねぇー。
誰かに話せば意外とスッキリしたりするんだけど、辛い体験を人に話すのは中々勇気のいること。
でも、一歩踏み出して友達に告げてみれば、心の傷は癒されるかもしれない。
まぁ、癒されるというか、
胸襟を開くことによって得られる相手の言動をまた自ら咀嚼し、自分の中で納得・解決して次に繋げるられるか否かなのだと思う。
人間はそういった悩みや苦しみを経験して、ひとつひとつ乗り越えて強くなっていくのでしょう。
“人生はロールプレイングゲーム”だ。
当然、伊藤Pにも経験のある事柄なので、
『包帯クラブ』を見て改めて友達を大切にしなくちゃいけないなぁーと思った一本。
“友達は財産”だ。
柳楽優弥の怪演も良かったし、石原さとみも今時の高校生な感じが出ていた。
堤幸彦監督にしてはあまりトリッキーなシーンがなかった。
しかし、『大帝の剣』もあって、ほぼ同時期に『自虐の詩』も公開される堤監督。
器用すぎる。。。
■『めがね』
どこかの南の海辺の町。旅人タエコは宿泊先の小さな宿に集うちょっと変った人々と出会う。
彼らは全員めがねをかけている(タエコもかけている)。
最初は違和感を覚えるタエコであったが、
ゆるやかに流れるたそがれの時間を共有するうちに、やがて心地よさを感じ始める。
海辺でボケ〜っと“たそがれる”。
いざやろうと思っても意外と出来ないプチ安らぎ。
そして、やたらと食べ物が出てくる。
夜のBBQシーンは涎が出そうだ。
加瀬亮演じる青年のビールの飲み方も本当に美味そうで、咽喉が鳴りそうだ。
もたいまさこが作るかき氷も猛暑時に見たので中々響くものがあった。
海にBBQにビールにたそがれ。
良いよねぇ〜。
で、
8月中旬、週頭の月曜日に『めがね』を見たのですが、その週末に仲間4人と海に行く計画を立てていた。
いつもは映画業界人を中心に10〜15名の大所帯で繰り出す海なのですが、
今年は諸事情により急遽日程を組んだので参加者4名。
となると、テーマは“バカ騒ぎ”から“たそがれ”へと切り替わる。
よって『めがね』を見ながら、週末に俺も同じことやったるでぇー!!となるも、
待ちきれず火曜日から金曜日まで地獄のような“たそがれたいモード”に陥った。
罪深き映画、『めがね』よ。。。
で、金曜日の夜中に車で出発し、土曜日の早朝海に到着。
しかーし!曇天の上、強風。
BBQとかやるにはやったけど夜には雨が降り出し、“たそがれ”からは程遠い状況だった。
でもね、次の日の日曜日は風もなく、天気も晴れ。
泡盛飲みながら三線爪弾き、ボケ〜っとたそがれた。
そして、朝からだらだらとBBQをやりながら仲間と語らった(因みにシェフは伊藤P)。
なんか『めがね』と『包帯クラブ』をブレンドしたような旅行だった。
時の流れに身を委ねゆっくりとくつろぎ、
欲望の赴くままに食べて飲む。
そして、気の置けない仲間と語り合う。
自分にはこういう時間が必要なんだな。
そんな自分の傾向を再認識させてくれる『めがね』ですが、監督は『かもめ食堂』の荻上直子監督(35歳)。
狙いすぎな演出が無きにしも非ずですが、
とても詩的で透明感溢れる作品ですね。
どこかの南の海辺の町。旅人タエコは宿泊先の小さな宿に集うちょっと変った人々と出会う。
彼らは全員めがねをかけている(タエコもかけている)。
最初は違和感を覚えるタエコであったが、
ゆるやかに流れるたそがれの時間を共有するうちに、やがて心地よさを感じ始める。
海辺でボケ〜っと“たそがれる”。
いざやろうと思っても意外と出来ないプチ安らぎ。
そして、やたらと食べ物が出てくる。
夜のBBQシーンは涎が出そうだ。
加瀬亮演じる青年のビールの飲み方も本当に美味そうで、咽喉が鳴りそうだ。
もたいまさこが作るかき氷も猛暑時に見たので中々響くものがあった。
海にBBQにビールにたそがれ。
良いよねぇ〜。
で、
8月中旬、週頭の月曜日に『めがね』を見たのですが、その週末に仲間4人と海に行く計画を立てていた。
いつもは映画業界人を中心に10〜15名の大所帯で繰り出す海なのですが、
今年は諸事情により急遽日程を組んだので参加者4名。
となると、テーマは“バカ騒ぎ”から“たそがれ”へと切り替わる。
よって『めがね』を見ながら、週末に俺も同じことやったるでぇー!!となるも、
待ちきれず火曜日から金曜日まで地獄のような“たそがれたいモード”に陥った。
罪深き映画、『めがね』よ。。。
で、金曜日の夜中に車で出発し、土曜日の早朝海に到着。
しかーし!曇天の上、強風。
BBQとかやるにはやったけど夜には雨が降り出し、“たそがれ”からは程遠い状況だった。
でもね、次の日の日曜日は風もなく、天気も晴れ。
泡盛飲みながら三線爪弾き、ボケ〜っとたそがれた。
そして、朝からだらだらとBBQをやりながら仲間と語らった(因みにシェフは伊藤P)。
なんか『めがね』と『包帯クラブ』をブレンドしたような旅行だった。
時の流れに身を委ねゆっくりとくつろぎ、
欲望の赴くままに食べて飲む。
そして、気の置けない仲間と語り合う。
自分にはこういう時間が必要なんだな。
そんな自分の傾向を再認識させてくれる『めがね』ですが、監督は『かもめ食堂』の荻上直子監督(35歳)。
狙いすぎな演出が無きにしも非ずですが、
とても詩的で透明感溢れる作品ですね。
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