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さて、今年はパート３の年といえるほど、 シリーズ第３弾となる作品が多い。

『スパイダーマン３』
『パイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンド』
『シュレック３』
『オーシャンズ１３』
『ボーン・アルティメイタム』
『ラッシュアワー３』

と６作品もある。

このうち、伊藤Ｐは『ボーン・アルティメイタム』以外全部見ているのですが、
『スパイダーマン３』を除いた残る４作品に共通点を見出した。

それは　 “おもしろくない” 　 ということ。


■『パイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンド』

今年のワースト３に入りかねない勢い。
上映時間３時間、苦痛・退屈。
いらないシーンもたくさんあると思う。
無理に３時間にして、大作感を出そうとでもしているのかな？
クライマックスで主人公たちが格闘している最中、 伊藤Ｐは睡魔と格闘していました。

３人の恋の行方なんてどーでも良い。
あれ？そもそもこの映画の目的ってなんだっけ？

まぁ、どーでもいっか。

 

■『シュレック３』

「裏伊藤Ｐの部屋」（＃０３３）参照

 

■『オーシャンズ１３』

決してつまらないわけではないのですが、「見て！」と薦めるかといえば、薦めないね。
ＤＶＤでいいじゃない？
「裏伊藤Ｐの部屋」（＃０３６）参照。

 

■『ラッシュアワー３』

端から面白さなんか期待しちゃいないけど、
ただただクリス・タッカーが邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で。

ストーリーもつまんねー。
ジャッキーのアクションもＣＧ加工がかなりなされている。

じゃあ、何を楽しめば良いのかといえば、ジャッキーと真田さんのバトルなのですが、
ジャッキーと真田さんが戦っているシーンの合い間合い間に、
クリス・タッカーの出来もしないアクションと、面白くもないギャグがいちいちインサートされる。

しかも常にギャーギャー騒いでいる。

うるせーんだよ！

こいつは、ジャージャービンクスだ。

ファンから総スカン喰らって、
『エピソード２』、『エピソード３』の出番を大幅にカットされたジャージャーのように、
クリスの出番も丸ごとカットしちゃえよ。

そもそも、こういうギャーギャー騒ぐキャラが好きになれないんだよね。
『西遊記』の香取慎吾とか、がなり立てているだけじゃない。
あんなのが常に横にいたらたまんないねぇ〜。
猪八戒、沙悟浄、三蔵法師は仏だね。
良く我慢できるわ。

ギャーギャー騒ぐ系で唯一許せるのは、アンソニー・アンダーソンだけだ。
『トランスフォーマー』でも良い感じにまくし立てていたなぁ。

今、クリス自身、これしか仕事がないから法外なギャラを吹っかけて、
製作が遅れたらしんだけど、そのまま頓挫するか、
死んだ設定にして、新しい相棒を立てた方が良かったよ。

全米ではこの３作目も大ヒットを記録しているから、パート４の可能性も大いにある。

作る際には是非、クリスそのものをカットして欲しいでございます。

いらない。

ついでに監督も代えとくれ。
安くて・早くて・安心という「職人監督」が良いのなら、
リチャード・ドナーとか、ジョン・バダムとかおるだろう！
二人ともバディ・ムービーのなんたるかを熟知しているぞ。

 

やっぱりパート３ともなるとマンネリ化するし、見ている側も新鮮味がなくなる。

ただ、製作側としては確実に集客出来るからということで、手を伸ばしがちになるのもわかるけど、
もう少しさー、練ろうよ。脚本とかさ。

『ボーン・アルティメイタム』は、
今一番好きな監督であるポール・グリーングラスなので、

メチャクチャ期待しています！！！！！